何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと…大事なものを捨てることができる人だについたコメント

7  名前::2018/05/14(月) 13:52:50  ID:gatcY+NI スマートフォンからの投稿
高校時代に付き合っていた年上の元彼はいつも「筋子を食え。産地が大切だ。」
と口にする魚乱派な人だった。
筋子代は対等に割り勘。私が卵かけご飯を食べる事があると人前でもギャン泣きするし、
鮮度や塩加減がイマイチだと「筋子もまともに作れないだらしない女とは別れるぞ」と怒られて、
よく泣きながら筋子漁にいっていた。

付き合って3年目くらいで私は就職し、仕事の忙しさすら楽しくて世の中がパッと明るくなった。
その年のクリスマスは私は仕事・元彼は飲み会(のちに筋子パーティーと判明)だったので
「後日2人きりで」って話だったんだけど、夜中に着信。
泥酔した元彼が「おい!イブだっつーのに女の方から連絡よこさねえなんてナメてんのか!調子乗んな!」
という怒鳴り声と筋子の笑い声。
昔の私なら泣きながら謝ってただろうな〜なんて考えた瞬間に記憶の筋がパーンって飛んで

そういや割り勘つっても私が漁船の燃料代として5万円渡して割り勘負けしてたなぁとか
デートのたびに飲み会の筋子切り分け要員だったからムクれたんだっけなぁとか
こいつ船舶免許試験や遠洋漁業の遠征中にわざと鬼電よこしてきてたなぁとか、色んな事を思い出した。
筋子コントロールこわい。

「テメエは一生仕事だけして生きるろや!じゃあな!」と言われたので
「うん、そうするぅー^^」と言って電話切って終了。
ストーカーにはならなかったけど地縛霊みたいになって哀れだった。
いしだ壱成の奥さんが心配でならないよ。
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