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438 名前:名無し物書き@推敲中?[sage] 投稿日:2009/05/28(木) 23:01:43
科学者が最初にチョウチンアンコウを捕らえた時、標本のすべてがメスであることが
分かりましたが、オスは見つかりませんでした。
しかし、それらのほとんどすべてに寄生生物が付いていました。
そして後に、これらの「寄生生物」がオスのチョウチンアンコウだったことが判明したのです。

オスは同じ仲間のメスと判ると体に噛みつきます。
暫くするとオスの口からメスの体へ“融合”を促進する酵素がリリースされます。
するとオスの唇とメスの皮膚が血管レベルまで融合して行きます。
こうしてメスの血管から栄養を摂るようになります。

寄生したオスは次第に退化がはじまります。
目は小さくなり、結局は目が消滅します。
呼吸も自分では行わなくなりますが、栄養をもらってやや大きくなるようです。
こうなるとそれらの体は一種の雌雄同体を形成します。

メスの卵巣が発達してくると、血液中のホルモンから寄生しているオスの精巣も同様に発達してゆきます。
少し大きくなったオスは内臓まで失われてゆきますが、精巣だけが大きくなります。
さらに産卵のタイミングも血液ホルモンを通じてオスに伝わり、タイミング良く産卵と放精が行われるのです。