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15 :風と木の名無しさん:2009/09/14(月) 18:46:15 ID:Z77NFpp70
妻が事故で死んだ。
わたしはしばし呆然としていたが、やがて冷静さを取り戻すと、
妻を送るためのあれこれの儀礼のために忙しくなる前に、
現実と向き合うことにした。
息子が、数年前から自室に引きこもっている。部屋に鍵をかけて一歩も出ず、
顔をあわせることさえない。妻が食事を部屋の前に起き、空の
食器をさげるという毎日を繰り返していた。
世間体を気にする妻に強く言われ、誰にも相談できなかった。
わたしが働いている時間帯に息子が暴れることがあるらしく、
だから極力刺激しないようにしてきた。
しかし、妻はもういない。息子も、そのことを理解すべきだ。
わたしだってもう歳だ。いつまでも息子を守ることはできないのだ。
意を決し、息子の部屋の前にわたしは立った。鍵がかかっている。
わたしは息子に声をかけた。返事は無い。
わたしは息子の部屋のドアをこじ開けた。
息子はベッドに横たわっていた。
死後数年はたっているかのように、すでにミイラ化していた。
と、ここでネタばらし。実はこの家庭、息子以外は全員仕掛け人。これにはターゲットも苦笑い。
16 :風と木の名無しさん:2009/09/14(月) 19:08:23 ID:Ue9PJ5x9O
>>15
息子以外は…だと…