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小学生のころの私は無防備な女の子は正義と思っていた。
田舎娘のような無防備さを演出するためにパンチラしまくり、ノーブラで外にでたりした。
しかしその頃の私は狙っていないのに鬼太郎ヘアで細目の常時しかめっ面。
デブスが青いワンピース来て麦藁帽子かぶって微笑んでる姿はなまはげのようであった。
最も酷いのは一人称が一時期「僕ちん」だったことである。

そして2年後、私は何を思ったのか男らしい女の子を目指していた。
幸か不幸か父がトライアスリートだったので筋トレ道具は十分すぎるほどあり、
私は約3年間筋肉づくりに励んだ。
その際一人称も僕ちんから俺に変え、言葉遣いも荒っぽくしていた。
しかしその頃の私は歌声がやたら高かったので音楽で歌う度に「のろいの歌」と呼ばれ目と耳を塞がれた。

そして1年後、何を思ったのか私はギャルを目指していた。
幸か不幸か私のクラスにはギャル系ばかり揃っていたので運良く溶け込めた。
と思っていた。
間もなくしてクラスメイトからいじめられ、
「馬力」や「きもい」と言われたことで目が覚めた。

そして1年後、私はまだいじめられていた。
運悪く目が覚め切ってなかった私は悲劇のヒロインのようなか弱い女の子を演出していた。
授業中に度々保健室へ行き、休憩時間になると窓際に立ち一筋の涙を流す。
気の毒に思った他クラスの生徒が声をかけてくれたが「いいの、慣れてるから」
と言って力なく微笑んだ。さながらE.Tを彷彿とさせる顔だった。
他にも体育の時間に貧血でふらりと倒れたりわざと壁に手をついて歩いたりした。
しかし3年間で鍛え上げた力は男子にも打ち勝つほどで言葉遣いも男らしいまま。
何よりその頃の私は奇声にはまっていたために
「にゃあ?」とか「ほにゃん」「にゅらー」等とほざき見るに堪えない状態だった。