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昔口減らしが行なわれていた頃の話。

貧しい農家で妻が授かったのは双子だった。その家では二人の子どもを養っていく余裕がない。夫婦は双子の一人を泣く泣く減らすことに。

だが、どちらの子を手にかけるかとても決められない。そこで母親の片方の乳首に毒を塗り、毒の付着している方の乳首に吸い付いた子供を…ということにした。

寝る前に妻は子供に謝りつつ乳首に毒を塗る。

そして朝起き「どっちが…」と確認すると二人とも無事に生きている。

その代わり、父親が布団の中で冷たくなっていた。