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103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:17:49.84 ID:Z8ixcg0yO
俺は20代半ばの女の子が勧誘に来た。
結構可愛かった。
で、とりあえず玄関じゃなんだからって言って家にいれた。
そこから、その子が色々宗教の事を語り始めた。
でも、近所じゃ頭おかしいことで有名な俺は適当に難しい事を言い始めた。


女の子「神はこのように救ってくださるのです…他 割愛 …」

俺「ほう、しかし自分は神をこう考える。ゼノンの飛ぶ矢のパラドクスはご存知かな?」

俺「その考え方は、飛ぶ矢の動きをとても細かく映画のフィルムのようにひとこまひとこま分けたら実際、ひとこまずつ見れば矢自体は止まっているというものなんだけどね?」

女の子「?」

俺「もし君の言う神が全知全能ならば、神は我々が今現在生きているそのひとこま先を常に生きているのではないかと」

女の子「???」

マジで困った顔してた



俺ももれなく困ってた





105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:24:34.96 ID:Z8ixcg0yO
でもそこで止まっちゃいけないと思った俺は、適当に知っている哲学的な言葉を並べた。

俺「いや失敬、君達の神を時間論のみで語ろうとしたのが間違いだった。」

女の子「はぁ…」 少しぱぁっとした

俺「君達の神は大多数の人間が信仰しているわけじゃないか?」

女の子「はい!」

俺「ならば俺はその神の後ろにイデアがあると考える。」

女の子「…?」 しゅんとする

俺「それだけの人間を信仰させ、また他者への勧誘を怠らない君のような熱心な信者まで生む」

俺「これは神という言葉の裏に存在するイデアがそうさせているのだと考えざるをえない!」

女の子「…」 半泣き





106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:27:23.34 ID:tGUuUgQf0
>>105
女の子カワイソス




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:28:57.29 ID:eDyL75ao0
>>105
女の子に心底同情する




108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:30:57.07 ID:OjFeNDF/0
>>105
あれ?これってお前が女の子を勧誘した時の話?




110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:33:49.86 ID:Z8ixcg0yO
俺「うん…少し難しかったかな?」

女の子うつむいたまま

俺は続けた。

俺「何故この広いコスモスの中で宗教がたくさん生まれたか。考えた事ある?」

女の子首を横にふる。

俺「そうか…俺は神とは共同体が生み出す物だと信じている。なぜなら、場所による隔たりがもっとも顕著だからだ、時間も、人種をも越えて信仰される物は、実は物理的距離を一番厄介だとしていたのではないかなと自分は考える」

女の子うるうるしだす

自分で何いってるかわかんない





113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03/25(木) 13:45:17.29 ID:Z8ixcg0yO
俺「君は夢を見るかい?」
女の子うなずく

俺「自分はみない。幽界で修業しているから」 ←つのだじろう作品で学んだ

女の子「修業?」

俺「うん。修業。」

俺・女の子「…」

俺「某はね?君達が必死こいて、この現世でお布施とかを人間から人間に渡して今日もお祈りした。とか思ってる毎晩自分は修業してるのよ?」

女の子「神は私達をお救いになります!」

俺「なら聞くが実際に死後の世界を見たのかい?自分は見た、いや自由に出入りして修業している!君にはそれができているのか!」

女の子泣き出した。
俺はとりあえず、謝って肩を抱いた。

そのままずっと抱きしめてた。
その子はずっと俺にぐずりながら「でも神は…うっ…ぐすっ」て言ってた。
ことごとく論破した。
その娘が落ち着くまで抱きしめてた。










ここまで全部嘘