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中二の頃母が携帯を買ってくれた。
僕は嬉しくて どこに行くときも携帯をいじって
母の言うことなど聞く耳も持たなかった。

ある日 母が僕に向かって「携帯ばかり触ってないで勉強しなさい」と言う。
しかし僕は言うことを聞かなかった。

母は呆れた顔で部屋を出た。

中二の夏休み花火大会があった。
毎年行われる大イベントで
何万人という数の人が来るんだ。

いわゆる僕は流されもの。
行こうと言われれば断れない。

まぁいつか行きたいと思っていたから何の躊躇いもなく友達に着いていった。

あのときの思い出は頭に焼き付いている。

16:30頃
友達の家を一旦出る。

17:00頃
家につき ご飯を食べる。

19:40頃
セブンイレブンに行くと言い 家をでる。

20:00頃
友達と合流し 花火会場へ。

21:10頃
花火会場に到着。

21:34
花火大会スタート

それから2時間半ずっと友達と遊んだり
花火を見たりしていた。

00:42
僕は自分の携帯をみると
着信数が142件あり
(いくら親でも心配しすぎだろ…)
と思いながら 母に電話をした。

すると母は 怒ってるか泣いてるか分からない声で

父さんの死を告げた。

心臓麻痺だったらしく
急に倒れたんだって。

俺は人の死に直面するのは初めてだったから

良くドラマであるような
「嘘だろ? ハハハハ」
なんて出来なくて 心臓がバクバクいうだけだった。
母は無言のまま電話をきった。

俺はすぐさま家に帰った。
今思えばあんなに自転車を飛ばすと車にぶつかるんじゃないか?ってくらい飛ばして帰った。

しかし誰も家には居ず
何でだ!?なんて思ってた。
病院にいるに決まってるのに。

でもパニックだから何も考えずに寝た。

翌朝、母は居間にいた。

僕を責めはしなかったけど
何を言っても「そう」としか言わなかった。(後に回復はした)

後から聞いた話では
父さんは今日が誕生日でバースデーケーキが楽しみだと社員に言っていたらしい。

僕はそれを聞いて
すまないと思った。
携帯ばかりいじって
父さんの話を聞こうともしなかった自分がどれだけ哀れで どれだけ馬鹿かが分かった。

そんな僕も2才児の双子の父さんだ。

これからどんな辛い事があっても
耐えていける 突き進んでいける。

父さんの事はいつまでもいつまでも忘れない。