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佐川 一政(さがわ いっせい、1949年6月11日 - )は、パリ人肉事件の実行犯の日本人。神戸市出身。和光大学人文学部文学科卒業、76年関西学院大学大学院英文学専攻修士課程修了、80年パリ第3大学大学院修士課程修了。
祖父は朝日新聞論説委員、父は伊藤忠商事から出向の栗田工業元社長、佐川明。
(略)
エピソード
松沢病院退院後、ある落語会にゲストとして出席した。大喜利に出演するためである。楽屋は佐川が一歩足を踏み入れてから、重苦しい雰囲気に包まれた。あたかも楽屋全員が声を潜めて佐川の行動を監視するようである。テーブルに置かれた差し入れのお菓子を前にして、佐川が「これ、私も食べてもいいですか?」と言葉を発すれば全員がビクリと反応した。佐川が「この肉、固すぎてあまりうまくないですねえ」と感想を述べたらまたビクリと反応した。異常にピリピリした空気となっていた。
この会の出演者の一人で、奇行で知られる落語家の川柳川柳(六代目圓生の二番弟子)が楽屋に到着した。そのようないやな雰囲気を知らない川柳は、初対面の佐川を見るなり、肩を叩いて明るく声をかけた。「よぉ! 食道楽(くいどうらく)!!」