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3-992 名前: おさかなくわえた名無しさん 04/03/18 19:56 ID:kqdYJRRY

三年前の夏、台湾の友人と一緒に蘇シ奥(スーアオ)に行った。冷泉が有名な港町だ。
車で台北からのドライブで、夏休みの最後の日曜日ということもあって、通常の倍以上の
時間がかかり、個室貸切の冷泉でも散々待たされてしまった。台湾の友人と会いたくて、
仕事がつまっているのに、体調悪いのに無理しての台湾訪問だった。陽射しに当てられて、
既にふらふらしていた。
冷泉に入った。最初は気持ちがよかったが、だんだん頭が痺れ、意識が遠のいてくる。心拍が
どんどん早くなり、たまらず飛び出て、急いで服を着て、表に出て・・・後は覚えてない。
荒い息を吐いて、半分気を失ったようになったらしい。
気がついたら、友人たちの真っ青な顔があった。おじいさんがマッサージをしてくれていた。
「疲れがたまってるよ。私がいたからよかったが、大変なことになるとこだったよ。健康に
気をつけなさい」と日本語でおじいさんが叱るように言った。倒れかけた自分をおじいさんが見つけ、
つききりでマッサージしてくれたらしい。落ち着いて、御礼を言うと、
「からだ、大事にしなさい。若いもんが年寄りに心配かけちゃだめだ」。

おじいさん、ありがとう。忘れられない人です。