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212 おさかなくわえた名無しさん [sage] Date:2011/01/21(金) 21:22:29 ID:Y7AI2qEB
自分の住居の近くに、奥さんが亡くなったので夫婦でやっていた居酒屋から
持ち帰り専門の焼き鳥屋になった店がある。
客は居酒屋時代の常連が多いんだけど、経営時間が夕方~夜9時くらいになったので、
夕飯のオカズを買いに来る人も増えてきた。
今日は店主(俳優の六平直政似の悪役顔)と居酒屋時代の顔なじみの近所のご隠居
(ガッツ石松似)と自分しか店にいなかったので、
注文後ご隠居と軽く挨拶をして待っていた所へ40台位の夫婦と5歳位の女児の家族連れが来た。
そこの店はお客さんの目の前のカウンターのすぐ後ろで焼き鳥を焼くんだけど、
父親が靴を履いたままの女児を抱き上げ仕切りの無いカウンターを越えさせて、
焼いている所を見せようとしていた。
女児は手足をバタバタさせて奇声を上げているいるのを両親は喜んでみている。
店主が「火傷したら危ないから、下で焼けるのを待っていてね」と優しく言うと、
父親が「怖い顔したおじさんに怒られちゃったね」母親も「ねー」と言って止めようとしない。
注意しようと思ったら、ご隠居が父親の方に近づいていき
「君たちはいい年して子供のしつけも満足に出来ずに恥ずかしくないのかね?
こんな常識の無い親に育てられてお嬢さんはかわいそうな子だね」
女児には「君のせいでホコリまみれになる食べ物を見て他の人はどう思うのかな?
食べ物を粗末にするのは恥ずかしい事だよ」と静かに言った。
静かだったけど、凄い迫力だったので両親もガキも黙り込み
親はご隠居の事を凄い顔でにらみつけた後、作り始めている注文を勝手にキャンセルして
帰っていった。
その後この家族が注文した分はご隠居が全て買い取ってた