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学生の頃、私は同級生に虐められていました。
不登校になり、留年し、本当に苦労して学校を卒業し、それからも当傷痕に苛まれてきました。
今でも当時の頃をふとした瞬間に思い出しては動悸が激しくなったり汗をかいたり
眩暈を感じて倒れそうになったりし、夜中に夢を見ては涙を流しながら目覚めることもあります。
ある日、かつて私を虐めていた同級生の一人から知人を介して連絡がありました。
会って話がしたいというのです。
私は心の底から怯えました。今さら、いったい、何の用があるのか。
また虐められるのではないか。また私を虐めて楽しみたいのだろうか。
私は知人に「絶対に会いたくない」と同級生に伝えて貰えるように言いました。
しかし同級生はしつこく、どうしてもどうしても私に会って話がしたいというのです。
私は絶対に嫌でしたが、向こうもしつこく、知人も間に挟まれて迷惑がってましたので、
仕方なく知人も同席することを条件に会うことにしました。
もうあれから長い時間も経ってるし、たまに思い出すにせよとっくに過去のことだし、
私自身も成長したから、会っても大丈夫かなという気持ちもありました。
当日、ファミレスで挨拶もそこそこに、いきなり泣きながら頭を下げられました。
「あの時は自分が馬鹿だった。あなたを虐めてごめんなさい。本当にごめんなさい。
謝ってすむ問題じゃないとは思うけど、どうか許してほしい」
相手はテーブルに額をくっつけながら動かず、話が見えていない様子の知人は居心地が悪そうにしていました。
私は自分でも驚くほど憤慨していました。コップを後頭部に叩きつけてナイフを突き刺してやりたい。
相手が少し顔をあげて「許してくれる?」と言われた時、私は席を立って急いで店の外に出ました。
こんなに悔しくて、怒りたくて、不愉快な気持ちになったのは学生の頃以来でした。
会わなければ良かったと心の底から後悔しました。
その後も知人を介して同級生からの謝罪したいという旨の言葉がいくつか届きましたが、どれも全部無視しました。
ですがあまりにもしつこいので一回だけこちらの言葉を伝えました。
「二度と会いたくないし、声も聞きたくないし、連絡をよこしてほしくもない。
私に本当に悪いと思っているなら、これ以上関わらないでほしい」
連絡は途絶えました。
以上のことをある日べつの知人に相談してみると「相手も悪いけど、あなたも悪い」と言われました。
その理由は「子供の頃の話だし、相手も謝ってるんだから許すべきだ。許せないのはあなたの心が弱いからで、
相手を許せたときが本当に成長できた、強くなったということ。どんなに悪いことをした人でも
謝ったのだから許さなくちゃいけない。いつまでも根に持ってはいけない」とのことです。
人を許すってどういうことですか。
私は同級生を許すべきなんでしょうか。
私はどうしても許せそうにありません。