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861 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:2005/04/18(月) 00:24:48 ID:zvwZfeqx0
俺が高校時代の話だ。
当時俺は陸上部に所属していて、一応部の主力だった。
同学年では俺も含めて8人部員がいて、皆すごく仲が良かった。
それで、一人だけ才能もなんもないけどただ陸上が好きだからってだけで
やってる奴がいたのよ。
でもそいつは凄く練習熱心で、後輩の面倒見もよくて、
とにかくいい奴だった。Yってやつなんだけど。
高3になって、いよいよ最後の高総体が近づいていた。
俺ら主力組もそうだけど、Yもすごく気合が入っていた。
Yはいままでずっと200mに出てて、ずっと予選落ちだった。
Yの最後の目標は予選通過で、練習でのタイムでも可能性は充分あった。
しかし、Yは高総体の直前にバイクにはねられて足を骨折してしまった。
俺たち慌てたよ。どうやってYを励まそうかって。
そんなとき、部活が終わって着替えて部室の外に出ると、部室の裏から声がするんだよ。
なんだろうと思って覗いてみると、2年の奴ら数人とYが話してた。
松葉杖ついてるYに、2年の奴らが
「先輩、マジ俺たち悲しいです。なんて言ったらいいか分かんないけど
俺たち先輩を見習って、これからも努力を大事に頑張っていきます」
とか泣きながら言ってんのよ。
俺は泣いたね。
オマエラ普段は俺たち主力組みにばっかりなついてきて、
Yとか成績の良くない奴らにはあまりなついてなかったじゃないかよ。
オマエラちゃんとYの姿見てたんだな。
いい後輩じゃないかよ。
って感じで。