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実際に新聞にのった小学6年生の男の子の作文


吉永先生はおこるとこわいけど、いつもはやさしい。
そしてみんながからかうと、すぐかおが赤くなるので、おもしろがって毎日からかう。
授業中に、先生のあげ足をとったりもする。

とくに「となりの先生がすきなんでしょう」などという。
けれど、きげんの悪い日にはこわい。
おこられて、げんこつをいっぱつやられる。

5年のとき、先生がおこって泣いてどこかに行ってしまったことがあった。
ぼくたちはびっくりして、学級委員がつれに行った。
先生はてれくさそうに「きみたちがわるいのよ」といった。

先生は、話がわかる。なぜかふつうの先生よりも、なんでもきいてくれる。
でも先生は、いつも男子をおこり、女子はおこらない。しょうがないと思う。

ときどき、ぼくも女にうまれてくればよかったと思った。
だけどぼくの考えているのは男子になりたいときは男子になり、女子になりたいときは女子になれたらなーということ。
先生がおこると、にらみつけるようにしておこる。先生は女のくせに、男子みたいないいかたで名まえをよびつけにする。
だが、お母さんたちには頭があがらないようで、授業参観で名前をよぶときは、やさしくよぶ。

みんなは、先生のことを不美人だというけれど、ぼくはそう思わない。
中性的で、美人の日もあれば、不美人の日もあるな、と思ってみている。