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トリニクが大好きなミケノビッチは,
肉屋で丸々と太った生きたニワトリを見つけると,ついつい買ってしまった。
そして家に帰る途中,前々から見たかった映画が上映しているのをみて,映画館で時間をつぶすことにしたのであった。
しかしニワトリを小脇にかかえたままではマズイと思ったミケノビッチは,
やっとの思いでニワトリをズボンの中に押し込んで,映画館に入ることにした。

その映画は,ミケノビッチの趣味にピッタリで,身を乗り出して無我夢中になってしまった。
彼の隣には,若い美人の女性の二人連れが座っていた。
しばらくして,女性のひとりが,もうひとりの女性をつついて囁いた。
「ねえ。隣りの人のズボンのジッパーから飛び出しているのを見てよ」
「まあ!でもそんなに珍しがるほどのものでもないわ。たった3センチじゃない」
「それもそうだけど。でも,彼のは私のポップコーンを食べているのよ」