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遠距離の彼女が誕生日だったんで、俺はとっておきのワイン飲みながら、

良い気分でお祝いメールの文面考えてた。

どうせなら、感激して泣いちゃう様な内容が良い。

声を聞くと会いたくなるから禁止の方向でって約束した電話、

思わずかけたくなっちゃう様な内容が良い。


文才ゼロの俺が、さてどうしようかと考えてた時、届いたメールは彼女からだった


『問題でーす。今私が友達と飲んでるお酒は何でしょうか?』


わざわざこの日に、それも敢えて俺に出す問題なんだから、ちょっと考えれば解る。

たぶん、彼女の二十歳の誕生日の夜、お祝いに初めて二人で乾杯したヤツだ。

俺はメールを打って、ついでに半分空になった目の前のボトルも撮って送った。

そう、お祝いのつもりでついさっきまで飲んでたそのボトルだ

『楽勝過ぎ!ディディエ・ダギュノー シレックスだろ?誕生日おめでとう』

でも、得意満面な良い気分でいつまで待っても、彼女からの返事が来ない。


外しちゃいないとは思うけど、実際のところどうなんだろって不安になった頃、

彼女のアドレスから届いたメールは、でも彼女からじゃなかった

『友人代表です。会いたいって泣いちゃってますよ、フォローしっかり頼みますね』

結局、電話禁止の約束破ったのは、俺の方だったよ