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155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(宮城県) :2008/09/14(日) 00:29:40.78 ID:jFh5l8bH0
クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱が3つほどあった。
窓からサンタが中を覗いているのが見える。サンタはニタニタと笑いながらトムを見ている。
トムはニタニタ笑っているサンタを見て少し不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてある所に行った。
トムはまず一つ目のプレゼントを手に取った。サンタは更にニタニタと笑っている。
プレゼントの箱を空けると中から長ズボンが出てきた。
トムは少しがっかりしたような表情をしながらも次の箱を手に取った。
サンタは腹を抱えて笑っている。
二つ目の箱を開けると中からサッカーボールが出てきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立った。
トムは続けて一番大きな最後の箱を開けた。
すると中から自転車が出てきた。
サンタは雪の上を転がりまわって笑っているトムはとうとう耐え切れなくなって泣き出してしまった。
「幼い子供の心を弄ぶ魑魅魍魎め、ゆるさん!」
そう叫んだのはトムのお家にホームステイしていた寺生まれで霊感の強いTさんでした。
Tさんが「破ぁー!」と叫ぶとサンタの姿をした悪魔は、見る見るうちに苦しみ消えていきました。
「散々なクリスマスになっちまったな。だからせめて、おにいちゃんからのプレゼントだ」
Tさんはそう言って、トムに向かってやわらかい光を放ちました。
するとなんと、生まれつき両足がなかったトムに健康な両脚がそなわったではありませんか。
「メリークリスマス、トム」
そういってTさんは微笑みました。
寺生まれってすごい!トムは心からそう思いました。