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大人になってもオタクを抜け出せない人間というのは、
多かれ少なかれ中二病をいつまでも引きずっている人種だと思うのだけれど、
男オタクと女オタクとでは、引きずる中ニ病の種類が違うんだよね。
男オタク(*主に萌えオタを想定)が引きずりがちな中ニ病妄想は「俺だけの理想のヒロイン妄想」だけれど
女オタク(*主に腐女子を想定)が引きずる中二病妄想は「私だけの理想の王子様妄想」ではない。
女オタクが引きずりがちなのは「ヒロインになんかなりたくない」「王子様なんていらない」妄想だ。
理想の王子様なんてこの世に居ない事は思春期の少女でも知っている。
でも、「ヒロインになんかなりたくない妄想」はなかなか無くならない。
大人になり、そんな妄想を持っていても仕方が無い事を悟り、生きていく為に社会に適応した女でも、
心の奥底では捨て切れていなかったりする、やっかいな妄想だ。
男オタクの多くは男オタクの尺度で女オタクを語りたがる。例えば
「女オタクは男オタクに比べて恋人を作りやすいのが羨ましい/妬ましい」
「女オタクは男への理想が高すぎる」
と言う話をする男オタクをよく見るけれど、
女オタクから見ればそんなのはどうでもいい事であって、むしろ
「男オタクはヒロインにならなくてもいいのが羨ましい/妬ましい」
「男への理想なんて最初からない。むしろ、恋愛なんてしたくない」
と考えていたりもする。
そう考えると、男女オタクの恋愛面での相性が悪い理由がよく分かる。
普通の男以上に「理想のヒロイン」を求める男オタクと
普通の女以上に「理想のヒロイン」を忌避する女オタク。
上手く行くはずがないよな、そりゃ。