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連休の初日に伯父の家族がやってきた。
伯父には三人の子ども、つまり僕のいとこが三人いるのだがその真ん中、今年14歳になる女の子がおもしろい。
毎回会う度に、よくいえばオシャレな女の子に、悪く言えばケバイギャルに変容していくのだ。
その変化は普段会わない僕には顕著に見える。
最初はさりげない細部に変化の兆候があったのだが、このところはもう開き直ったか、
僕に会うときだろうとお構いなしにその変化の度合いを見せつけてくる。
思い返せば僕の中学時代も、この年頃の成長というのは、まだ女子の方がその速度において男子を圧倒していた。
夏休みの登校日や新学期の初日、一学期には黒々としたロングヘアーをなびかせていた清純そうなあの娘が、
当時の僕ら男子には想像の付かない「一夏の経験」を経て、趣味の悪い金髪になっていたり。
とにかくいろいろあるものなのである、14歳というお年頃。考えてみれば14とは中二であり、
文字通り男子が中二病を患っていたそのころ、そんなしょーもない病に気にもとめず同年代の女の子は
どんどんいろいろな成熟をとげていたというわけだ。
閑話休題。案の定、一昨日も彼女は前回から一段と「オシャレ」になっていたのである。
それでついつい、僕が言ってしまったのだ。
彼女の淡くそまった茶髪の髪を横目に「自分の女の価値に気づきやがって」、と。
下ネタへの耐性などまるでないアットホームな伯父の一家が一挙に凍り付き、
シーンと静まりかえった中にその子のビンタだけが僕の頬で鳴り響いたのは、言うまでもない。