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でんぱ組っていう、地下アイドルが居る。
メンバーたちはオタクで、非リア充だった過去を「生きる場所なんてどこにもなかった」という曲で歌っている。
「いじめられ 部屋にひきこもっていた
ゲーセンだけが 私の居場所だった」
「ずっと ずっと ひきこもって ネトゲやってた
両手じゃ足りないから ファンクションキー足で押してた」
「地の底でうごめいてたんだ
どん底も経験してんだ」
「どこまでも行ける 捨てるものなんかない
マイナスからのスタート 舐めんな!」
それにYouTubeで付いたコメントがこれ。
「もうさー
こういうバリバリの『リア充』ギャルたちに
オタクに迎合させるような歌うたわせるのやめてよ・・・
全然共感できないよ。
茶髪、カラコン、着けまつげ全快で、街を騒ぎ歩くバリバリコギャルみたいな奴らに
『ずっと引きこもってネットやってたよね、一緒だよ★』とか歌われても
やらされてる感バリバリで寒々しいだけだ」
これ読んだ瞬間、どうしようもない断絶を感じた。
絶望した。息が苦しくなった。
でんぱ組の子たちは、正直に言うとあまり可愛くない。
メイクをしっかりしてても、アイドルらしい服装をしても、自然体の天然美少女にはかなわない。
すっぴんだと、本当に華が無くなってしまうだろう。
自分たちでも、よくわかっているんだと思う。
「アイドルには賞味期限があります」
「私たち、時間がないんです!」
こんな言葉が、本人たちの口からも出ている。
思い上がり、勘違い、そんなものは全く持っていない、卑屈なくらいの子たちだ。
男性のオタクは、自信のある女性がメイクすると思っているんだろうか?
黒目を大きくするコンタクト、つけまつげ、太いアイライン、あるいは奇抜な色の髪、そして服装…。
こういった容姿の加工を、自信の表れだと思っているんだろうか?
そして自信の無い女性は自然体で居ると思っているんだろうか?
逆なのに。全く、逆なのに。
男性のオタクは、ありのままの自分を外に晒すことができている。
髪型も、服装も、何も無理をしないで、自然体の姿で外に出ることができる。
太っていても、お風呂に入っていなくても、毎日同じ服装でも、それで外に出られる。
それを「キモイ」とか非難する人が居たら、非難してくる奴が馬鹿でクズだと思ってる。
私は、それを、大きな自信のあらわれだと感じる…。
自信満々だからこそ、その姿で外に出られるんだね、家の中と外で何も変わらず居られるんだね、と思う。
家の中の自分に自信が持てず、外見を作りこみ、防衛する気持ちを、オタク男性は理解してくれないんだと、
むしろ、リア充ギャルと認定されて、敵とみなされてしまうんだと、心底失望した。
これは共闘なんか出来ないし、むしろ敵だと思った。
「でんぱ組」について、リア充のギャル男がネガティブコメントをするよりもずっと傷ついた。
後ろから撃たれた気分だった。本当に、嫌になった。
多分、自信が無いからこそ原型を留めないくらい外見を作りこみたくなる気持ち、
自然体で生きている人にはわからないんだと思う。
メンタリティが似ていても、男と女は全く別の生き物で、絶対に分かり合えなくて、
むしろ、女から金をむしりとるために本当の自分を隠して、女ウケのいいイケメンキャラを偽装し続けてる、
ホストとかキョロ充の方が、よっぽど気持ち的には近いところに居るかもしれない。
でもホストやキョロ充も、加工された女を同族嫌悪的にバカにして、
そういう男だからこそ、自然体の美少女に強い憧れを持っていたりするんだろうな。
味方になる男なんて、この世には一人も居ない。
よくわかったよ。