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名前出してエエのかどうか分からんし、放送で切られるかもしれんけど...
とトークでは実名が出されたが、一応ここでは匿名で。
凄絶としかいいようがない家族関係で育ったある芸人さん。
必死に耐えて生きてきたが、それにも限界を覚え、海外へと放浪の旅に出た。
良い場所があったらいつでも決行出来るよう、ロープだけ携えて...。
それを知った彼女が彼を連れ戻しにやって来た。
会話の中で何気なく最近の日本の芸能界について訊ねたら
「ダウンタウンの松本さんがドラマ(「伝説の教師」)の主役やってるよ」と、
彼にとっては驚愕の事態が勃発していた。
というのも彼は松本さんの大ファンで、絶対にドラマになんて出る訳がない
と思っていた松本さんがドラマに出てしかも主役をやっているなら、
それを見ないで死ぬ訳にはいかないということで、ドラマを見るために急遽帰国。
そして、彼が見た回の「伝説の教師」のテーマは偶然にも「自殺をするな」。
自殺は絶対にしたらアカン、笑いは人間だけに出来る特権、
人間は笑うために生きとんねん、というドラマの主題に、見終わった彼は号泣し、
生きることを決めたそう。
そんな事情を背負って生きてきただけに、コントや新喜劇で脚本にあるセリフを
喋っているとはいえ「親にもぶたれたことがないのに!」と彼が言うと、どこかほろ苦さがある。