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581:1:2008/02/17(日)22:46:22ID:gZgMNxIU0

ただの偶然なのかそうでないのかわからないけど個人的に怖いので誰か聞いてくれ。

あとまとめたんだけどすごく長くなっちゃた、ごめん。



年始に親戚一同が集まった時に祖母の一番上の兄さんが昔聞いたっていう話をしてくれた。



・悪いことをすると箱に魂を取られ、別の人の魂を入れられてしまう

・箱に魂がいっぱいになるとそこから新しい人間が生まれてくる

・↑は山の神様(?)の食べ物になるか従者(?)になる

でもその箱がどういうものかは知らない。

この話を聞かせてくれた人が教えてくれなかったとのこと。



コトリバコ系オカルト話キター!?と内心嬉しくなった自分は従兄弟と詳しく話しを聞いてみた。



戦前の話。




曽祖父はとある職人で、家族と二人の弟子とお手伝いさんで住んでた。

家族構成は曾祖父、曾祖母、娘・息子(五人兄弟)、曾祖父の弟(Mさん)

弟子は二人(FさんとYさん)、お手伝いさんは一人。



ある日曾祖父の友人Aさんが二人の姉弟を連れてきた。

姉弟は関西出身で住み込みの仕事を探していたらしい。

二人とも手先が器用で何か手に職をつけたいと考えていたので曾祖父の弟子にどうよとのことだった。

曾祖父は先にいた弟子二人を近々独立させようとしていたところだったので丁度いいと預かったらしい。

この二人は仕事は出来たんだけどおかしなところがいくつかあったらしい。

変わった文字しか書けなかったり、神社や寺にいくことを極端に嫌がったり、家族や生まれ育った土地のことを何一つ話さなかったり。

だから曾祖母は二人は差別されてしまうようなところの(半島とか大陸系)出身なのかもと考えていたみたいだ。

その姉弟が話してくれたってのが上の箱の話。







582:2:2008/02/17(日)22:46:54ID:gZgMNxIU0

そんなこんなで5〜6年一緒に暮らした頃に、戦争が始まってしまった。

曾祖父の仕事はなくなるし、Mさんは徴集されるし、子供達も疎開だ何だとなって、今までのように暮らすことが難しくなってきた。

そんな時二人の親族を名乗る人から手紙がきた。一度家に帰って来いという内容だったらしい。

今までそんな手紙は一度もきたことなかったから曾祖母はびっくり。

二人は泣いて嫌がったんだけど、やはり理由は言わない。

でも帰さないにもいかないし戦争が終わったら迎えにいくからと約束して家に帰した。

その後、無事に家に無事についたと二人から手紙が届いた。

もう会えません、今までありがとうございました、という内容だったらしい。

なんで?と疑問に思ったんだけど、同時期にMさんの戦死の知らせが届いてそれどころではなくなってしまった。

Mさんが所属していた部隊(?)の人から遺品と書きかけの手紙が届いた。

戦場の辛さと、家族の安否を気遣う内容と、それとあの姉弟が夢に出てきて今までお世話になりましたと言われたと書かれていた。

Mさんには姉弟のことは言ってなかったので、偶然にしてはヘンなタイミングだと思ったらしい。



その後戦争で家が焼けて土地も手放した。

それでも約束どおり姉弟を迎えにいこうとしたんだけど手紙に書かれていた住所は存在しなかったらしい。

子供達も結婚して孫が出来た頃、曾祖父が脳溢血で倒れ、二週間後に帰らぬ人に。

倒れる前にしきりにあの姉弟が夢にでてくると言っていたらしい。

それから数十年が経って元弟子のFさん、Yさんも亡くなった。

この二人は世話になった曾祖母に手紙を残していて、内容はあの姉弟のことだった。

最近夢に出てくる、泣いて謝っていたとかそんな内容。





583:3:2008/02/17(日)22:47:22ID:gZgMNxIU0

曾祖母は現在104歳。

最近痴呆気味でよく昔の話をしてて、どうも姉弟を無理矢理実家に帰した後悔しているみたい。

それで今親戚連中がこの姉弟を探してみようかと計画中らしい。なんか探偵雇うかとか言ってる。

手がかりらしい手がかりなんてないし、半世紀以上前のことだからムリだと思うんだけど。



話を聞いていて姉弟が非常にうさんくさいことと、死ぬ前に必ず二人の話が出てくることに怖くなってしまった。