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418名前: とり投稿日: 2006/09/09(土) 15:24:20 0

泣ける話じゃないけど、5,6年前のことです。

会社から帰る途中の電車に、車椅子の男の子が1人で乗ってきた。
車内は割りと混んでいたので「ちゃんと降りられるかな?」とは思ったけど、
そのまま読書を続けてました。

電車が終着駅に着きました。

ホームと電車の間に結構大きな段差があったので、危ないなと思ったけど、
嫌がられるかも知れないので、手伝うことはせず、車椅子の後ろに立つだけにした。

周りでは、中年のサラリーマンとOLが数人と
メール打ってる茶髪のにーちゃんが居ましたが
全員興味なさそうに、そっぽを向いています。

ちょっと苦労していましたが、
車椅子の男の子がホームに降りようとした時、
車椅子が大きく傾きました。

すぐに手が出せるように、あらかじめ後ろに居た私は
支えようとして車椅子に飛びつきました。

その時、周りに居た人全員が、一斉に車椅子に飛びつきました。

男の子もびっくりしていたけど、私は中年のおじさんと頭をぶつけるし、
OLさんはブランド物のバッグ踏まれてるし、
茶髪のにーちゃんは携帯落っことしてるし…

知らん顔してて、皆同じこと考えてたんだと思う。

男の子がホームに降りた後、みんなちょっと照れくさそうにして、
無言で改札口に向かいました。

改札口を出た後、なんだか急に誰かに優しくしたくなって、
両親に電話を掛けてみました。

「別に用事ないんだけど暇だったからさ。元気?・・・」って。

5分くらいで切っちゃったんだけどね。