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128: 本当にあった怖い名無し:2007/11/03(土) 07:01:13 ID:Dm2fC8JW0

ここで私のトラウマを一つ公開……

子供の頃、早朝に親に言われてゴミ捨てに行った時に捨て子の赤ん坊を見つけた。
その子はうちの近所のプラスチック製のゴミ箱の中に無造作に捨てられていた。
生まれてすぐ母親に捨てられたのか、小さな体には乾きかけた赤黒い血がこびりついていた。
その血の上に生ゴミが無数に張り付いているのが、可哀想で仕方がなかった。

私が見つけたとき、あの子はまだ生きていた。
あわてて、父と母を呼んで赤ん坊を家の中に運んでもらった。
お湯で洗って血とゴミを落とし、タオルでくるんでベッドに寝かせた。
でも、長い時間放置されていたせいで、赤ん坊はもうすっかり弱っていた。
ミルクを飲ませようとしたけど、全部吐き出してしまった。

救急車が来るまでの間、私たちはみんな必死にあの子に呼びかけた。
父さんや母さん、お爺ちゃんとお婆ちゃん、そしてもちろん私も。
「がんばって」「もうちょっとだよ」「お医者さんが来るからね」
言葉なんて分からないと知っていたけど、気持ちだけでも通じるように話し続けた。

声をかけている間に、あの子は弱っていった。
呼吸の感覚がしだいに長くなり、鼻づまりのような濁った音が混じるようになった。
そして、最後にため息みたいな小さな音を立てて、あの子は息をすることをやめてしまった。
それが私がはじめてみた人間が死ぬ瞬間だった……。

最後に板違いだと分かっているけど言わせてほしい。
育てられないなら産まないで欲しい。
生んでしまったら、誰かに預けてください。
もし、あの時母親が家のチャイムを鳴らしていたら、赤ん坊は死なずに済んだんだ。

今でも、あの子の最後の呼吸の音が耳にこびりついて離れない。