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事件があったのは9月。
被告は5歳と1歳の娘を連れて夜に車で出かけ、海岸沿いの駐車場で未明、二人を車中で首を絞めて殺害。
自分も包丁で手首を切って自殺を計ったが、死ねなかったため110番通報をした、というものです。
被告が心中を決意するに至る経緯としては、まず元妻の浮気があります。
二人目を出産後共働きとなった妻は、職場の男友達と遊ぶようになり、8月には浮気を告白。
9月には半ば被告に追い出される形で男友達の家に出て行きました。
仕事上でもトラブルがあり、取引先から「いますぐ土下座に来い」と罵倒された被告。
追い詰められて、自分の机に退職届を置きました。
再会した元妻からは、同棲先の男性と楽しくやっていると聞かされ、離婚届を提出。
被告は妻も仕事も失い、これからの生活を絶望。
娘たちが車の中ではよく眠ることから、ドライブをしながら海岸にたどり着きました。
そこでも実行するかどうか、まだ迷っていたのですが、不意の通り雨が車の天井を叩き始め、
その音で娘が起きるのではと慌てた被告はまず後部座席にいた長女を殺害し、
その後助手席のチャイルドシートにいた次女を殺害しました。