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539 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2014/07/15(火) 09:23:54.16 0
三十年戦争のさなかのこと
ティリー将軍は、ローテンブルクの街が降伏するまで、さんざん手こずらせてくれたことに腹を立てていた
市の参事たちは全員処刑してやる、それから街を焼き払ってやると宣告した
ローテンブルクの元市長ヌッシュが、ティリーの機嫌をとり、せめて町だけでも救おうとして接待する
その時にでっかい3リットル以上も入るジョッキを出し、そのジョッキいっぱいのワインを自分が一気に飲めたら
街を焼くのは撤回してくれませんかと頼み込んだ
どうせできないだろうと思ったティリーはまあいいだろうとやらせてみた
ヌッシュはみごとにワインを飲みほした
街を救おうという元市長の心意気と飲みっぷりに感心したのか、ティリーは街も、参事たちの命も助けてやった
ヌッシュはぶっ倒れて眠ったが、命に別状はなく、その後天寿を全うしたらしい