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新入社員が入社してこれから頑張ろうと燃えている人も、早くも壁にぶつかっている人もいるかと思います。
他人と比べるな。「昨日の自分」と比べなさい
自分と比べれば劣等感はない自分と比べれば劣等感はない
「人と比べて自分を見るのではなく、昨日の自分と今日の自分を比べなさい。
昨日の自分より少しでも成長していればいい。こうして1年もすれば劣等感を感じてぐずぐずしていた人より、ずっと成長できる」
そしてウサギとカメの話を引き合いに出し、「ウサギは自分より足の遅いカメを見て、優越感を感じサボってしまった。
カメは、自分とゴールだけ見ていたんだ」と続けました。
渡邉さんは「私も体の重い亀のように、ゆっくりでいいから一歩一歩進んでいこうと思っている。
皆も今の自分に出来ることを、120%の力で頑張ればいい」と言っていました。
確かに、他人と比べて感情を抱くのも、人間ですから避けられないこと。
しかしそれに囚われてばかりいて地道な努力を忘れてしまっては、その差は開くばかりです。
この言葉は、いまでもなるほどなと思います。
「自分に対する厳しい基準」を他人に求める危険性
また渡邉さんは、「逃げで辞めるな」ということも言っていました。
渡邉さんはワタミを創業する前、佐川急便にドライバーとして働いていました。
仕事は過酷を極め、1日20時間労働で寝る時間もろくにとれず、あまりに眠いときには赤信号で止まった間に寝ていたそうです。
こうした厳しい環境に渡邉さんも「もう嫌だ。辞めてやろう。こんなに苦労する必要なんてない。
明日にでも辞めてやろう」と何度も考えたそうです。ですが、心に引っかかるものがあったそう。
「俺は起業する資金を作るため、佐川急便に入ったんじゃないのか。
もし辞めたい気持ちが100だとして、その内にたった1でも逃げたい気持ちがあるのなら、
俺は辞めない。一度でも逃げたら、もう終わりだ。理屈なんかいらない。起業するという夢を叶えるまで、絶対に逃げない」
そのように考え、思いとどまった渡邉さんは、佐川で1年かかって300万円の資金を貯めて、ワタミを起業しました。
私も自分が新しい道に進もうと考えて辞めるとき、この入社式の話を思い出したものです。