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640: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/07/04(土) 10:57:04.39 ID:Kw47b30k.net

流れを読まずに
俺が昭和の時代に体験した修羅場を投下。

車で長い直線の道路を走行してたら後方から
別の車が猛スピードで迫ってきた。

俺の車は普通に走ってたのですぐ追い抜かれたが、
追い抜いた車は遥か向こうで車体が暴れて電柱に衝突。


少し離れた所に車を止めて事故車を見たけど素人が
見ても全損レベルだったので、
丁度通り掛かった車を止めて
公衆電話で救助要請をするように依頼。

運転席に近付いた時には車体から煙が出てたので
早く出さなければと思ったが

車体が歪んでた為かドアが開かず
割れた窓から引っ張り出そうにも
何処かが挟まれてたらしく動かせない。

そうしてるうちに煙が凄くなって
いつ火が出るか不安だった事と
近くに居た人から小声で
離れたほうが良いと言われた事から
危ないと思って離れようとしたが、
今度は運転手が

「いやぁぁぁぁぁぁぁぁたすけてぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」と
必死な形相で俺に対して大声で叫びつつ
上着の袖を掴んで離さない。



641: おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/07/04(土) 10:57:35.87 ID:Kw47b30k.net

「まて、工具、工具を取ってくるから、
すぐ、すぐ戻るから!!」と言っても

見捨てられると思ったのか
物凄い力で俺を離そうとしない。

逃げたくても逃げれない状態、
そんな細い体の何処からそんな力が出てくるのか驚いた、
まさに火事場の馬鹿力。

そして不安は現実のものとなり、
火が瞬く間に広がりつつあった事から
仕方無いので俺は強引に引き剥がして
燃える車から逃れた。

車から少し離れた俺は両手を合わせつつ
「ごめん、もう俺には何も出来ない、恨まないでくれ!」と

泣きながら叫んだけど
運転手にはこちらの声は聞こえなかったようで

最初は
「助けて!」と「熱い熱い!!」を連呼していたが

「あ~!! あ~!! あ~!!」
を繰り返したり咳き込んでたりして、

次第に声が途切れ途切れ、
遂にその声が止まった。

しばらくして
警察と消防車が来て処理を行ったのだが、

泣きじゃくってた俺の顔を見て
事故の加害者とか聞かれて焦った。

パニくってた俺はまともな事が話せなかったが、
直後に走ってた人の証言と事故車のブレーキ痕、
そして俺の車そのものに
全く傷が無かった事から単に居合わせた人として扱われた。

それでも出来立てホヤホヤの亡きがらを見たり
現場でしばらく事情徴収されたりと散々だった…