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611 :本当にあった怖い名無し:2008/05/28(水) 21:37:35 ID:6+rKiwnaO

別に怖い話ではないんだけど。

 

小学3年生の二学期に転校生が来て、席が私の隣になった。

全然喋らない子で、何を聞いても

うつむいたまま黙ってる子だったんだけど

ある日給食を食べていたらその転校生が突然

「最近、ご飯食べると気持ち悪くなっちゃうんだよね」

と言った。

「ふーん」

で終わればいいものを、私はその子が

ようやく喋ってくれた嬉しさからか

「あっ!わたしもなんだー」

と答えてしまった。
 

翌朝、朝トーストを一口食べたらなんだか気持ち悪くなり、

でも、家はご飯を残すと母親が

烈火のごとく怒るので無理矢理口に詰めた。

気のせいだろうと給食を食べるとやっぱり気持ちが悪い。

とりあえず口につめ、お手洗いで吐いた。

 

その日から、私は物を一切食べられなくなってしまった。

心配した両親はありとあらゆる病院に連れて行ったが異常なし。

そう、全く異常がないのだ。

栄養状態も普通。脱水症状も起こしていない。

体重はどんどん減っていくが、体には異常が何一つ起こらないのだ。

 

 

612 :本当にあった怖い名無し:2008/05/28(水) 21:39:31 ID:6+rKiwnaO

やがて飲み物も受け付けなくなったが、
体は健康そのものだった。

 

やがて冬休みに入り、
毎年みんなで集まって年を越すため、祖母の家へ。

祖母や親戚は母から事情を聞いていたものの、

痩せこけて骨と皮だけになった私を実際見てかなり驚いたが

無理に何かを食べさせようとはしなかった。

 

祖母の家には暖炉があり、
毎日ぼんやり暖炉の火を見て過ごした。

何日か火を見ていたら、突然お腹が減ってきた

 

朝ご飯の残り物を片っ端から食べた。

その後は普通に食事がとれるようになった。

 

いまだに母と

あれはなんだったんだろう?

と当時を思い出して話す

 

 

ちなみに

私に

「最近、ご飯を食べると気持ち悪くなっちゃうんだよね」

と言った転校生

その翌日から一度も学校にこないまま

冬休みが終わったら既にどこかに転校してしまっていた。