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夜中2時、小腹を空かせてオレンジの看板を原付で目指す。
店前に原付を停めヘルメットを取りながら店内へ。
「ういっす、まだやってる?」
お決まりのセリフを言い、店員の「やってますよ」にうなずき、
微笑みながら席につく。「え~っと…牛並ちょうだい。」店員が
「ご注文は以上でよろしいでしょうか?」と確認してくるも、
食い気味で「じゃ、味噌汁も」と威勢よく言い放つ。これで
いつもの注文ができたと一安心。箸を片手に、丼を心待ちにする。
店員が丼と味噌汁を持ってくる。「ほいきた、あんがとさん。」
店員に微笑む。「さ~てと、今日は…豪華に…」などと言いながら
七味、醤油、紅しょうがの容器を自分の左に並べる。そして
七味のふたを外し、容器の半分くらいを丼にかけ、その上から
醤油を5、6滴たらす。このあたりで自然に笑みがこぼれる。
紅しょうがのトングを開き、丼の真ん中にドバっと。
「んまそ…」
言が出てしまう。まず紅を食す。続いて肉、ごはん、一片に掻き込む。
「んぐふっ!!!」
湯気と七味でむせてごはんが向かいのテーブルまで飛び散る…
が客がいないためセーフ。半分まで食い、空いた所へ紅しょうがを
たっぷり入れ、七味も残りの半分をかける。そして最後三口ぐらい
になったら紅をたんまり入れ味噌汁をぶっかける。サラサラと
音を立てながら丼を傾かせ完食。お茶を一気に飲み干し
「ごっそさん!」つまようじで歯に詰まった紅、七味、肉を取り
ながら500円玉とサービス券を片手で渡し、おつりをもらい、
店を出る。ここで再度「ごっさん!」ニコリと微笑みながら
ヘルメットをし、原付で家に帰る。