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その悲しい事件はドイツのハーゲンで起こりました。

中央駅と言われるターミナル駅のほど近くで10歳の少女が信号無視した車にはねられてしまいました。
幸い一命は取りとめたものの少女は重症、一刻も早く病院へ搬送しなくてはなりません。

しかしここでもう一つの悲しい事件が起きてしまいます。
重症の少女の元に100人以上の野次馬が殺到したのです、
ありえないことに彼らの目的はスマートフォンで重症の少女を撮影することでした。
少女の容体は予断を許さない状況です、急いでヘリコプターで病院まで搬送しなくてはいけません。

ヘリコプターでの搬送には救急活動用のスペースが必要なのは大人なら誰でも容易に想像ができます、
しかし警察官の忠告する声が聞こえていないかのように野次馬の行動はエスカレートしていくのです。
なんと消防隊が少女の体を布で隠してもスマートフォンを片手に押しかけて来たのです。

中には警察官に向かって「撮影の邪魔だからどいてくれ!」と文句を言う人までいたのです…


非常識過ぎる野次馬にハーゲン警察署の怒りのメッセージ

常軌を逸した行動に事故に対応したハーゲン警察署はFacebookに野次馬に対するメッセージを投稿しました。
事故当日の内に投稿されたメッセージへの反響は凄まじく、
現時点で6万件以上のいいね・5万5000件以上シェア・1万件近くのメッセージが寄せられています。
以下がそのメッセージの和訳になります。

中央駅で野次馬行為をしたあなた、恥を知りなさい!
あの日、中央駅で発生した事故で野次馬をしていた人に告げます。
好奇心の強いあなた達ならとっくに知っているかもしれませんが、
中央駅付近で今日の午後、少女が車にはねられました。
少女はひどい怪我を負っていたため、急いでヘリコプターで病院へ搬送する必要がありました。
その時、スマートフォンを手にして搬送を阻害した100人以上もの人…
あなた方は、恥ずかしいと思わないのですか?
あなた方は、怪我をした女の子と着陸しようとするヘリコプターを撮影するために集まってきましたね。
そのせいで、緊急活動用のスペースの確保にたくさんのパトカーが必要になってしまいました。
そんななか、警察官に向かって「撮影の邪魔だからどいてくれ!」と文句を言う人までいました。
信じられません!
消防隊が少女の体に布をかけても、スマートフォンを持った人たちは押しかけてきました。
これは本当に、ひどい行為です。
あなたの将来のために、ここでハッキリと言わせてもらいます。
消防隊や警察官、救急車は命を救うために働いているのであって、
あなたたち野次馬に邪魔されることがあってはなりません。
誰だって、いつ事故にあって被害者の立場になるかわかりません。
救助の現場において、1秒はとても大切なもの。
私たちが野次馬に対応するよりも、命を助けることが大切なのです。
わかったら、次はスマートフォンをポケットに入れて立ち去ってください。


「恥を知りなさい!」その投稿にはハーゲン警察署からの痛烈なメッセージが込められていました。
おっしゃることは本当にその通りです。
幸い少女は無事に搬送されて命に別条はなかったそうです、
しかし後少しでも搬送が遅れていたらどうなっていたかはわかりません。
本来なら警察署からこのような投稿は必要ないはずです、
この野次馬をした人達は自分たちのしたことの重大さを思い知らされたことでしょう。

この時少女はいったいどんな気持ちだったのか想像してほしいです。