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1: 名無しさん : 2016/09/28(水) 10:31:46.64 ID:CdjGMGzx0.net
私は誰となく呟く、未だに敵は見えない。左右の陣地に分かれての勝負とはいえ距離が離れすぎるか。
「ふむ、ここは疾風戦術を取ろうと思う。みんな甲冑を脱ぎ捨ててくれ」
「か、甲冑を……ですか?」
私の言葉に兵士達は困惑の表情を浮かべる。それも無理からぬ事。
常識的に言って甲冑は身を守るための道具。それを脱ぎ捨てるなど命を脱ぎ捨てるのと同じ。
けれどもだ。鎧があろうと剣で貫通されれば死ぬし、身体の動きも重さによって鈍くなる。
それなら鎧を脱いで俊敏性をあげた方が効率的だ。

「おおっ! 身体が軽い。防具をつける前よりも軽くなっている気がする……!」
「本当だ……一体どうして…………?」

 やはりか、と内心で思う。どうやら配給された甲冑の中には鉄粉が練り込まれており、普段よりも重くなっていたのだろう。
だから甲冑を外すと重さになれた身体が普段の状態でも軽くなったように実感するのだ。
それは錯覚現象ではあるのだが、兵士達の士気を上げるためにも話に勢いをつける。

「忌まわしき鎧を脱ぎ去った今。もう君たちを縛るものは何もない、俊敏になったこの肉体を使い共に敵軍を倒そうではないかっ!」
 私にしては珍しく声を大きくする。それを聞いて兵士達の目に輝きが帯びてくる。
「「おおおおおおおおおおっ!!」」
 勢いよく大地が揺れる。それは獣の声ではない兵士達の闘志溢れる心の咆哮だった。
「ふむ、いい調子だ。では向かおうか私たちが最強であると示そう!」
「おうっ! 俺はアンタに付いていくよ……! 絶対に活躍して見せるからなっ!」
「敵どもをぎゃふんと言わせてやるぜぇぇええ!」
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3: 名無しさん : 2016/09/28(水) 10:33:23.56 ID:CoNshHLI0.net
生き残る者はいないんやろなぁ

25: 名無しさん : 2016/09/28(水) 10:37:22.36 ID:8A+418T2a.net
こいつら今までの人生甲冑脱いだことないんか

43: 名無しさん : 2016/09/28(水) 10:40:06.04 ID:mQcREIeC0.net
鉄粉を練りこんだ鎧ってどういうことや?
元々は鉄でできてるわけではないんか

371: 名無しさん : 2016/09/28(水) 11:06:54.11 ID:9AB00lASr.net
>>43
レンガてできてるんやろ(適当)

117: 名無しさん : 2016/09/28(水) 10:46:34.26 ID:tR7o54O80.net
こいつら次の日に鎧着せられて
「おお!これなら矢を受けても問題がない!」
「なんて発明なんだ!」
とか言いそう

708: 名無しさん : 2016/09/28(水) 11:32:42.90 ID:elp23Lw90.net
身軽になって長距離移動して奇襲するならありやろ
正面衝突するならアホ

926: 名無しさん : 2016/09/28(水) 11:51:45.93 ID:clzxh8Jm0.net
命も捨ててもっと軽くなるんやろなあ


416: 名無しさん : 2016/09/28(水) 11:10:46.81 ID:F6VSlNFU0.net
やっぱ編集者というか校閲する人は重要だな