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週に1度はランチに通う、お気に入りの定食屋さんがあった。
味がよく値段も手ごろな人気店。満席のため並んで待つこともしばしばだった。
ところが、仕事の都合で3カ月ほどご無沙汰したのち訪ねたら、
客は私ともうひとりだけ。どこか荒(すさ)んだ空気が漂う店内で焼き魚定食を食す。ん?
変わらずおいしい。でもこれは早晩潰れるなと店を出た。その通りになった。
本当の原因は知らない。ただ、たとえ味や値段は変わらなくても、かつての行列が途絶え閑散とした店に通う気はしない。
人気が衰えた店はどうにも陰気で、ますます客足を遠のかせる――そうです。
私はこの思い出話に、安倍内閣の支持率続落を重ね合わせているわけでございます。
出典:(政治断簡)「こんな人たち」に丁寧始めました 政治部次長・高橋純子:朝日新聞デジタル