通常表示に戻る
空白・改行を保持して表示します。横にスクロールできます。
母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか
2018年3月、愛媛県松山市を活動拠点にする農業アイドル「愛の葉Girls(えのはがーるず)」メンバーだった大本萌景(おおもと・ほのか)さん(享年16)が、自宅で首を吊り亡くなった。
「愛の葉Girls」はご当地アイドルブームが盛り上がりをみせていた2012年12月に、“歌って、踊って、耕すアイドル”としてデビュー。
JAや自治体が主催するイベントなどで精力的に農業の魅力をPRする活動を続けてきたが、萌景さんの死を受けて、3月末で活動を自粛。
娘が最後の会話で洩らした「怖いけん、行きたくないよ」
あの日、私は外出する予定があって、9時40分頃に家を出ようとしたとき、萌景がパパッと走ってきました。
「ねえママ、今日イベント行かんとだめ?」と聞いてきて、私は、Sさんとの電話のことを何も知らなかったので、「今日やれることは、やったほうがいいと思うよ。今日のことはちゃんとやっていこう」という話をしたら、娘が前日のように暗い顔をして「社長(Sさん)に会うのが怖いんよ。怖いけん、行きたくないよ」と言ったんです。これが、萌景との最後の会話になってしまいました。
亡くなる日の朝、萌景が「怖いんよね」って言ったとき、本当だったら側におるべきだった。もっと気づいてあげるべきでした。その言葉がどれだけ深い言葉だったのか。毎日、毎日そのことばかりを考えています。