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これは俺が小学生低学年の時の話。
夏休みに、祖父母の住んでいる家に1週間くらいの間、遊びにきていた。
年の近いいとこも何人か遊びにきていて、一緒に家の中で遊んでいた。
ある日いとこの1人が、立ち入り禁止になっている2階の部屋に行ってみようと言い出した。
正直怖くて行きたくなかったけど、ビビりだと思われるのは恥ずかしかったから
俺は「おう」と軽く返事してしまった。
2階に行くと、奥に扉が1つあった。
さっそく近づこうとすると、中から不気味な声が聞こえてきたので
俺たちは怖くなって走って下に降りた。
足音にビックリした祖父が
「なにがあった?!」と駆け付けてきたので、今あった出来事を正直に話すと
「見たのか?あれを見たのか!?」とすごい怖い顔で詰め寄ってきたので、
俺たちは声は聞いたが中は見ていないと言うと
祖父は「そうか、ならいい。もう絶対に近づくのはやめなさい。」と言った。
俺は思わず聞いたんだ
「…中には何がいるの?」
「大人になれば分かるはずだ。」
あれから20年の月日が流れた。
祖父が言ったあの言葉の意味が分かった。
だって俺がその何かになってしまったからだ。