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とある地域では

「ライオンを倒した男は、一人前になれる」という風習があった。



その地域では一夫多妻制で、男尊女卑の文化が根付いていた。

女からすれば、そこに生まれたとはいえ不満もあったことだろう。



ある日、その地域の一人の男が、血を流して倒れていた。

その男は何人もの妻を持っていたが、かなり暴力的で女に対して酷い扱いをする男だった。



それでも、妻たちは男の元に駆け寄り

「早く運ばなきゃ」とみんなで男を抱えて急いだ。



妻たちが男を運び、しばらく経ってから戻ってきた。

「よかった。これであの人も一人前なのね。」

と妻たちは喜んだ。