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不安だけより 歴史も考える
無職 音丸一記(長崎県東彼杵町 82歳)
ここ数日、マスコミは北朝鮮のミサイル発射について報道し、国民を大きな不安に追い込んでいる。
私は17歳で海兵団に入団し、新兵教育を受けた。
その後、大村海軍航空隊で実際に参加し、あわや戦死という場面に遭遇したが生き延びてきた。
その経験を踏まえ今回のミサイル報道で思うのは、北朝鮮をそのように追い込んだことについて、日本も大きな責任があるということだ。
日本はかつて朝鮮を併合し、植民地とした。
それは朝鮮の人々を苦しい生活に追い込んだ。
そして日本は第2次大戦を勃発させ、その結果朝鮮半島の北部にソ連が侵攻し、朝鮮戦争が起こった。
それは人々の平和な生活を奪い、そして現在のように北朝鮮・韓国と、同じ言語を話す人を反目するようにしてしまった。
日本、韓国、北朝鮮、中国は漢字を使い、それによって文化を発展させた国々である。
現在のような実体を悲しく思う。
5日付天声人語において「民衆を飢えさせながら兵器開発に入れ揚げる独裁国家」とあるが、実にそうしてしまったことに日本は反省すべきだと思う。
(2009年4月14日 名古屋版)