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優くんと健ちゃんはいとこ同士。
健ちゃんのお母さんは週に3回、健ちゃんを優くんの家に預けて
勤めに出ていた。
その日も、優くんと健ちゃんはいつものように二人で外で遊んでいた。
優くんのお母さんは家でテレビを見ていた。
そこへ健ちゃんが真っ青な顔をして一人で家に入ってきてこう言った。
「健ちゃんが溺れてるの、お母さんを探してるの。」
近くには小さなため池があった。
優くんのお母さんは、とっさに溺れているのが自分の子だと思った。
優くんが溺れて、健ちゃんがパニクってるんだと思った。
で、大慌てで近くのため池に行くと、池の端に優くんが座り込んで
泣いている。
「よかった!」安心して抱きしめると優くんが言った。


「健ちゃんが沈んで浮いてこない。」