通常表示に戻る
空白・改行を保持して表示します。横にスクロールできます。
俺にはベルと言う10年以上も一緒に暮らしてきた犬がいました。
いつも元気だったベルがある日夜遅く突然床に倒れこんで動かなくなってしまいました。
すぐ病院に連れていって診てもらい検査をしてもらったら癌だと言われました。
手術をし癌をとり除いたのですが悪性の癌だったらしく、もう永くは無いかもしれないよと先生に言われました。
何とか無事に退院したもののやはり昔ほど元気では無くなっていました。
調度その頃家の近くにミニチュアダックスフントが捨ててあり家に届けられしょうがないので家で飼うことになりました。
ベルはそこまで新しくきた犬を好きではなかったみたいではあったのですがそれなりには可愛がっていました。
それから2カ月ほどたったらベルは突然目が見えなくなってしまい歩くのも困難になってしまいた。
毎日看病していましたが容態は悪くなる一方でした。
ある日ついにベルは動けなくなり寝たきりの状態になってしまいた。
するとミニチュアダックスフントは一日中側にいて時折見えなくなってしまった目を舐めてあげていました。
ベルは嫌がらずとても安心した顔をしていました。
次の日ベルの呼吸は突然荒くなり息をするのも辛そうでした。
先生にきくと今はまだそこまで辛くは無いけどこれからどんどん辛くなりますよと言われた。
家族で相談して遂にベルを安楽死させることにした。
俺はとても辛かったがこれ以上苦しむベルはみたくは無かった。
そしてその日家族に見守らながら11月3日ベルは眠るように息を引き取った。
母親はその日一日中泣いていたが何故か俺は泣けなかった。
悲しいけれど涙がでてこなかったのだ。
次の日にベルを火葬場に持って行って火葬してもらった。
そして骨になったベルを見たら涙が出てしまった。
ベルが死んだことをその時まで受け入れる事が出来なかったのだと思う。
その後いなくなったベルを必死に家中捜すミニチュアダックスフントを見るのがとても悲しかった。