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773 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/12/15(火) 23:46:19 ID:HLG1kZ4t
俺の実家は道端で猪に遭遇したくらいじゃ驚かないくらいのド田舎にあるんだが
すぐとなりになぜか外国人の爺さんが住んでた。
白髪フサフサ、白い肌に碧い瞳の整った顔立ちで
若い頃はすげぇ美形だったであろうと思わせる人物なんだが
右肩、右胸の前後に銃弾が貫通したようにしか見えない疵がいくつかあった。
ある時思い切って疵のことを尋ねると、爺さんは軽く笑って
「ほんの子供の頃にね。(日本語ペラペラ)あの頃は毎日が戦いでして」
そうして古びてボロボロになった礼服のような物を見せてくれた。これにも孔が空いてた。
爺さんは照れくさそうに
「あたしはこの疵を誇りに思ってますよ。夢はしっかり叶えてやりましたから」
元・ウィーン少年合唱団の爺さんは今も元気で釣り堀屋の主人をやっている。