通常表示に戻る

空白・改行を保持して表示します。横にスクロールできます。

都人の魂幾百まで

政宗公が上洛した折
公家の人々が政宗は田舎者だと侮り、桜花を手で折って
「一句詠んではくれないか」と試すように望んだ

政宗は即座に

「大宮人 梅にも懲りず 桜かな」

と発句してみせたところ、公家達は恥じ入り句を継げなかったという

これは、平安時代の前九年の役の折、義家に破れて都に連行された安倍宗任に公家達が
「蝦夷如きが花の名を知るはずもない」と、嘲笑しながら梅の花を見せ付けたのに対し

「わが国の 梅の花とは見つれども 大宮人はいかがいふらむ」

と詠み、宗任が見事に切り替えした故事を政宗が引用し、公家達を痛烈に皮肉ったものである

(●∀゚)「梅に続き桜とは、いつまでたっても懲りないねぇ」
と、なんだかんだで高い教養の片鱗が見える政宗公のいい話