923 名前:1/4[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00:27:49.24 ID:n9QaEcKx0 [2/6]
レベル低いと辛い…先日、自分の作業場にしようと物置と化している離れの整理をしてた
そんな中、大きな箪笥を移動したら箪笥で隠れていた壁に戸を発見
一緒に作業してた父も戸があるのは知らなかった様子
少しワクワクしながら戸を開けると異様な光景が広がっていた
左右の壁際には、姿見が合せ鏡になるように設置してあり
中央に1冊のノート、その上に日本人形と燭台、それ以外何も無し
父もビビッていたが取り合えず物を外に出そうと、まず鏡から手をつけた
するとまた、裏の壁にビニールに入った紙を発見
ビビりつつも紙を確認すると祖父の手記だった
曰く
924 名前:2/4[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00:29:54.33 ID:n9QaEcKx0 [3/6]
平成9年 4月1日 11時42分 ○○(祖父の名前)記すお前がこの手紙を読んでいるという事は、私はもうこの世にいないのだろう。
この部屋の有様を、お前は異様に思ったことであろう。
これはとある密教に関わる者より教わった、いわゆる呪いの秘術である。
まず、全身が映るほどの鏡を合せ鏡となるように部屋の端に設置する。
そして中央に呪うべき相手の名前と、恨みを書き綴った紙を敷き、
その上に人型の物を置いて蝋燭を一本灯す。
燃え尽きるまで相手への呪詛を唱え続けた後、その部屋を封印する。
926 名前:3/5[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00:32:00.10 ID:n9QaEcKx0 [4/6]
すると、一年以内に相手は死へと追いやられる。しかし人を呪わば穴二つ、その一月後に次は己へと同じ呪いが降りかかるという。
このような形で、お前達を残していくことは本当に心苦しい。
だが私はどうしてもあいつが許せなかったのだ。私の大切な者を奪ったあいつが…
お前達には本当に悪いことをした。いくら罵ってくれてもかまわない。
こんな私だが、お前達の幸せを心から願っている。
愛する者達へ ○○(祖父の名前)
927 名前:4/4[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 00:34:02.38 ID:n9QaEcKx0 [5/6]
などといったことはすべて嘘だ。
これは俺の生涯一大掛かりな"四月バカ"である。
鏡も人形も何のいわくも無いごく普通の品物である。
ノートも新品であるので勝手に使うと良い。
もちろん呪いの手法なども俺が適当に考えたものであり効果は保証しない。
ホラーゲームみたいで楽しかったか?
では、結果の報告を楽しみにしている。
ふざけんなよジジイ マジでふざけんな
つーか生きてる間に見つかったらどうするつもりだったんだよ爺ちゃんorz
まぁ見事に引っかかってビビッていたけど 手紙もドキドキしながら読んだけど
爺ちゃんのニヤニヤ顔が目に浮かぶ…
コメント一覧
注目を浴びたいためにわざわざ作り話をでっち上げたと考えるのが妥当でしょう。
紳士になってるううううううううううう
っていう遺言をのこした有名人がいたよね。誰だか忘れたが
話のオチは、焼いたら中に花火が詰まってて…というもの