祖父は子供ができると「趣味は子供と遊ぶこと」と公言するようになった
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:l86/VhMS
コピペ投稿日時:2016/09/05 20:40
コピペ投稿日時:2016/09/05 20:40
祖父は子供ができると「趣味は子供と遊ぶこと」と公言するようになった
記事元:チラシの裏【レスOK】三十枚目
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1469904933/982
祖父は10代で結核に感染してしまい、感染したらシぬのが当たり前だった時代に
万に一つの幸運で生き残ったものの、まともな体に戻るのに20代の全てを費やした(本人談)。
そのため争い事の嫌いな優しい人だった。
祖母はそんな祖父にお見合いで一目ぼれし、他にもっと条件のいい縁談もあったのに
「あの肺病やみ(結核の患者のこと)がいいって、どうしても譲らなかったのよー」(祖母の妹談)
という、ラブラブカップル。
2人の子供は長女(伯母)、長男(父)、次女(叔母)、次男(叔父)の4人。
祖父は子供ができると「趣味は子供と遊ぶこと」と公言するようになった。
毎日会社からぶっ飛んで帰宅し、夏ならまだ外は明るいので夕食まで隠れんぼや鬼ごっこ、
夕食の後はトランプや流行り始めていたボードゲーム、折り紙に切り紙、純粋にゲームとしての
花札や麻雀、碁に将棋(主に五目並べや将棋くずし)、当時そんな言葉はなかったが知育遊び、例えば
いつ・どこで・誰が・何をした、という4枚のカードを配ってそれぞれに書き込み、後で合わせてみるとか
5分の間に木へんのつく漢字をいくつかけるかとか、ともかく怒涛のように遊び倒した。
しかしながら、子供が小さいうちはそれで楽しいんだけど、小学校高学年くらいになると
宿題の量も増えて、家で勉強しなければならなくなる。
年上の伯母や父が「今日は宿題あるから」と遊びを適当なところで切り上げようとすると
祖父に「じゃ、あと『七並べ』を一回だけ」「『手つなぎ鬼』を一回だけ」と懇願される。
そして悲劇wwwは訪れる。
ある夜、台所の後片付けをしていた祖母のところに、末っ子の叔父、小学校3年が泣きながらやってきた。
どうしたのと訊くと、叔父は
「お父さん(祖父)が勉強させてくれないの。
僕、勉強したいのに、お父さんが遊んでからじゃないとダメって」
そのころ、上の3人は勉強や部活が忙しく祖父とあまり遊べなくなったせいで、
祖父の「遊んで攻撃」は叔父に集中していたのだった。
祖母は祖父に
「子供に、あんまり遊んで遊んで言わないの!もう子供達も大きいんだから!」
と説教する羽目になった。祖父しょぼん。
ちなみに叔父は幼い頃から勉強好きで出来がよく、高校までずっと成績トップで現在は有名大学の教授。
子供達がそれぞれ結婚を考える年ごろになり、相手を家に連れてくると、その度に
「歓迎ハンカチ落とし大会」とか「歓迎缶けり大会」とかが開催され、
それに耐えられるというか受け入れてくれる人でないと結婚できない。
まあ4人全員の配偶者(母を含む)が、
「叔母夫は結婚の挨拶に来たくせに麻雀で満貫を上がった」
「叔父の置いた缶を伯父嫁が蹴った」
とかの猛者であったわけだが。
当然、孫達はこの中で育つわけで、正月に集まった時など10人を越える人数で、大人も子供も
入り乱れて手加減なしの「凍り鬼」や「だるまさんがころんだ」で3が日が過ぎる。
今はもう、祖父も祖母もいない。
先日の法事で、いとこ達と「このごろ、缶けりってやらないねえ」と話したので思い出して書き込み。
記事元:チラシの裏【レスOK】三十枚目
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1469904933/982
982 名無しさん@おーぷん 2016/09/05(月)04:09:31 ID:???
祖父の思い出。特にオチはない。祖父は10代で結核に感染してしまい、感染したらシぬのが当たり前だった時代に
万に一つの幸運で生き残ったものの、まともな体に戻るのに20代の全てを費やした(本人談)。
そのため争い事の嫌いな優しい人だった。
祖母はそんな祖父にお見合いで一目ぼれし、他にもっと条件のいい縁談もあったのに
「あの肺病やみ(結核の患者のこと)がいいって、どうしても譲らなかったのよー」(祖母の妹談)
という、ラブラブカップル。
2人の子供は長女(伯母)、長男(父)、次女(叔母)、次男(叔父)の4人。
祖父は子供ができると「趣味は子供と遊ぶこと」と公言するようになった。
毎日会社からぶっ飛んで帰宅し、夏ならまだ外は明るいので夕食まで隠れんぼや鬼ごっこ、
夕食の後はトランプや流行り始めていたボードゲーム、折り紙に切り紙、純粋にゲームとしての
花札や麻雀、碁に将棋(主に五目並べや将棋くずし)、当時そんな言葉はなかったが知育遊び、例えば
いつ・どこで・誰が・何をした、という4枚のカードを配ってそれぞれに書き込み、後で合わせてみるとか
5分の間に木へんのつく漢字をいくつかけるかとか、ともかく怒涛のように遊び倒した。
しかしながら、子供が小さいうちはそれで楽しいんだけど、小学校高学年くらいになると
宿題の量も増えて、家で勉強しなければならなくなる。
年上の伯母や父が「今日は宿題あるから」と遊びを適当なところで切り上げようとすると
祖父に「じゃ、あと『七並べ』を一回だけ」「『手つなぎ鬼』を一回だけ」と懇願される。
そして悲劇wwwは訪れる。
ある夜、台所の後片付けをしていた祖母のところに、末っ子の叔父、小学校3年が泣きながらやってきた。
どうしたのと訊くと、叔父は
「お父さん(祖父)が勉強させてくれないの。
僕、勉強したいのに、お父さんが遊んでからじゃないとダメって」
そのころ、上の3人は勉強や部活が忙しく祖父とあまり遊べなくなったせいで、
祖父の「遊んで攻撃」は叔父に集中していたのだった。
祖母は祖父に
「子供に、あんまり遊んで遊んで言わないの!もう子供達も大きいんだから!」
と説教する羽目になった。祖父しょぼん。
ちなみに叔父は幼い頃から勉強好きで出来がよく、高校までずっと成績トップで現在は有名大学の教授。
子供達がそれぞれ結婚を考える年ごろになり、相手を家に連れてくると、その度に
「歓迎ハンカチ落とし大会」とか「歓迎缶けり大会」とかが開催され、
それに耐えられるというか受け入れてくれる人でないと結婚できない。
まあ4人全員の配偶者(母を含む)が、
「叔母夫は結婚の挨拶に来たくせに麻雀で満貫を上がった」
「叔父の置いた缶を伯父嫁が蹴った」
とかの猛者であったわけだが。
当然、孫達はこの中で育つわけで、正月に集まった時など10人を越える人数で、大人も子供も
入り乱れて手加減なしの「凍り鬼」や「だるまさんがころんだ」で3が日が過ぎる。
今はもう、祖父も祖母もいない。
先日の法事で、いとこ達と「このごろ、缶けりってやらないねえ」と話したので思い出して書き込み。
コメント一覧
昼か夜か行灯か、みたいなものか?
鬼にタッチされたらその場で固まって移動
できなくなって、仲間がタッチしてくれたら
また逃げられるようになるっていう
鬼畜ゲーだったよ、うちの地域は
なにそのローカルルールw
本当に凍っちまうぞ!
他の地域の凍り鬼ってどんなの?
夏休みになるとうちの子は父目当てで実家に里子に出る。
お盆連休で旦那が家に居ても子供は帰って来ない。
もう小5なんだけどいつまで連休のたびに自主的に里子に出るつもりなんだろう。
冬にやると寒くて本当に凍るかと思うww
というか、今の今まで氷おにだと思ってたわ…。動詞だったのか…。
※7
中学生になって部活に入ると行けなくなるから、今のうちだよ。
※3
うちの方はこのルールだった@福島県某地方
>「お父さん(祖父)が勉強させてくれないの。
> 僕、勉強したいのに、お父さんが遊んでからじゃないとダメって」
こういう家に生まれたかったよ…
勉強しろ勉強しろ言われない方が
自発的に勉強するようになるのかもね