581 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2009/10/16(金) 11:06:29 ID:jz+d39Il0
母は、僕を女手一人で育てた。
僕の幼かったころに、亡くなった父は、マンションの10階を母に残した。
そのマンションからは、夏に花火をみることができる。

父と母が過ごした街の花火。
毎年花火の時には、窓際にテーブルを移動して、母と一緒に父を偲んだ。
花火はいつもきれいで、母はうれしそうだった。
父は、母に素敵なものを残したなっと思った。

でも、それは長くは続かなかった。
僕が高校の時に、うちのマンションの前に、もっと高層マンションが建設されたのだ。
僕は、景観が悪くなるなぁって、思ってた。

その年の花火の日、いつものように、テーブルを移動して準備してた。
花火みれるかな?って、心配だった。

花火みれなかった。見事にマンションで見えなくなってる。
音だけの花火。
あんなに悲しそうな母の横顔を見たことがない。

僕は、母を連れて、川辺に歩いていった。
母と見上げた初めての花火。

父さん、心配するな。これからは僕が母さんを笑顔にする。
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コメント一覧(4件)

1  名前::2017/04/20(木) 22:32:59  ID:Wxhfhcs8 スマートフォンからの投稿
なんだ、ただのいい話か
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2  名前::2017/04/20(木) 23:44:25  ID:Krq4LrA9 スマートフォンからの投稿
恋は遠い日の花火ではない
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4  名前::2017/04/21(金) 06:32:10  ID:eYn50xI3 スマートフォンからの投稿
やっぱみんなある意味初恋はお母さんだよな
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5  名前::2017/04/21(金) 19:15:26  ID:npEHExLS PCからの投稿
その高層マンションに引っ越すって話じゃないのか
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