クロノトリガー

コピペ投稿者:名無しさん  投稿者ID:6K18C36t
コピペ投稿日時:
昨日、とても不思議で不可解な体験をしたのでここに書きます。

僕は東京のS区に住んでいます。
26歳、元会社員で、今は恥ずかしながらフリーターです。

昨日は友人四人と駅近くの居酒屋で久々に飲み、ほろ酔いで自宅まで帰っていました。
駅から自宅までは歩いて10分ほどです。
その途中にコンビニがあるんですが、お酒のせいで喉も渇いていたし、煙草も切れていたので、寄ることにしました。

スポーツドリンクと煙草を二箱買って店を出ると、とても雨が強くなっていて、
その中を出て行くのが億劫なこともあり、雨宿りがてら煙草に火をつけ、コンビニの軒下で雨足が弱くなるのを待っていました。

スポーツドリンクを飲みつつ、二本目の煙草に火をつけたときでした。
隣にいつの間にか中年の上品なおじさんが立っていて、僕のほうをじっとみています。
カーキ色のスーツにノータイ。岡田真澄をもうちょっと線を細くしたような感じの、ロマンスグレーです。

なんだろうと思いつつも気にしないようにしていましたが、
一度意識してしまうと、どうしても視線が気になってしまいます。
知っている人かな?とも思いましたが、顔や雰囲気に見覚えは全くありません。

こちらもちらちらと見ていると、その男性が会釈をしたので、思わず会釈し返しました。
「雨が強いですね」「台風のせいでしょうね」
最初は二言三言こんな会話をしていましたが、気がつくと結構しゃべりこんでいました。
その人の話し方がまた上手いんです。
なんていうんだろう…警戒心を和らげるような口調と声質っていうのかな。
大体の身の上というか近況なんかを、知らず知らずのうち世間話的に話してました。

両親とは中学生の頃に死別したこと、大学卒業して上京してきたこと、就職先でトラブルがあり退職したこと、今はフリーターをしながら、大学院に入りなおすために勉強していること。
ほとんど僕が話していた気がします。

男性は相槌を打ったり、「それで?」と、興味深く聞いてくれたりしてたのがとても嬉しくて優しくて、何故か話しながら僕は胸が熱くなり、最後の方は鼻声になってしまいました。

僕はいつも自分のことを孤独だと思うことがあって、たとえば親友と会っている時も、彼女がいた時も、根本的な心の奥底では、自分は結局独りなんだ、という気持ちを完全に拭い去ることが出来ませんでした。
それを相談しようとすると、喉がつっかえて話せなくなろうとするんです。
両親に置いていかれたんだと、心のどこかでまだ思っていたのかもしれません。

そんなことを、初めて出会った見知らぬ人間に話している自分にも驚きますが、黙って聞いていてくれた男性も、今思えば本当に不思議です。
気がつけば一時間くらい、コンビニの軒下で僕たちは話していました。

ふと携帯のバイブが鳴り、見ると、さっきまで一緒に飲んでいた友人からの着信音でした。
「ちょっと失礼します」と言って電話に出ると、かなり酔っ払った様子で何を言っているかわかりません。

まださっきの店の近くにいることだけはわかったので、タクシーで迎えにいくからと言って切りました。
男性に挨拶し、友人の件を話して、「話を聞いてくださって有難うございました」とお礼を言いました。
男性は「いえいえこちらこそ」と、親切にもタクシーを、コンビニのお兄ちゃんに言って呼んでくれました。

前置きが長くなって申し訳ないのですが、実は本題はここからなのです。
タクシーを待っている間(と言っても三分ほどだったのですが)、男性は奇妙なことを僕に言い出しました。

「君はどんなに勉強して試験をパスしても、大学院には戻らないだろう。
 今アルバイトで働いている会社は二年後に無くなる。
 リラ(人名?それとも通貨?)はダメだ。
 西暦2009年1月2日13時43分に、S区Aの某神社境内で、ある女性と必ず出会いなさい。
 茶髪の癖っ毛長めのショートヘアーで、
 ファー付きのベージュのロングコートに、茶色のヒールが高いブーツを履いている」

その話の途中でタクシーが着ました。
僕はいきなり言われた色々なことを、整理もできないまま乗り込んだのですが、ドアが閉まる直前、男性は僕の手に紙切れと何かを握らせました。
そして早口で何かを言いましたが、僕には聞き取れませんでした。
紙切れには、西暦2009年1月2日~(以下略)の件と、英語と日本語の混じった殴り書き、
『ネメア』
『Jacob's Ladder was developed by Causal closure of physics』
『Maryはpaper moonを歌わない』
『主観から始まったものは全ては客観に終わる』

そしてサンプルケースのようなものの中に、ピアスが一対入っていて、
『Her diva』と書かれた付箋が付いていました。

紙切れの裏側には、
・彼女に会ったら、ピアスを自然な形で渡す。
・その際に、彼女に自分のことを不審に思われてはいけない。
・難しいだろうが頑張る必要がある。
・Qualeは物質に干渉する。
・1月2日に某神社で、誰よりも早く彼女に会わなければいけない。
・彼女がその日話す初めての人物が、君でなくてはいけない。
・であるから、13時43分に遅れてはならない。
・妹さんは、おじさんとおばさんとうまくやっているが、
・おばさんは一年後に、精密な検診をうけなければならない。
・その時には、妹さんと共に必ず実家(僕のおじの家です)にいるように。
・2009年のお盆に帰省してはいけない。
※ただし、彼女ときちんと縁を触れ合わせることに成功した場合のみ。
・万が一にも失敗したならば好きにしてよい。
・君の他に二人いるが、補欠である。

そんなことが書いてありました。

驚いたのは、僕が話していないこと(妹のこと、おじとおばのこと)まで
メモに書いてあったことです。

友人を自分の家に連れ帰り、吐かせて寝かせた後で、じっくりと出来事を思い返し、何度も紙とピアスを見ましたがどうも納得というか合点がいきません。

僕だって小説やマンガ、アニメや映画は人並みに見てきました。
しかし、中二病になるには歳を食いすぎています。

からかわれたのか…しかし、妹やおじおばのことは一切話していないにも関わらず、
メモに載っている事実。
また、そもそもそのメモを、彼は初めから持っていたとしか考えられない…
書く暇などなかったのだから。

ここで未来人だ!未来から来た自分だ!子孫だ!などと妄想するのは簡単ですが、本当に普通の生身の人でしたし、変わったところもどこもありませんでした。
自分に顔が似ているかというと全く似ていませんでしたし、今まで出会ったどんな人にも関わりがない、と断言して言えます。

一体なんだったんでしょうか。
今の時代に、狐にでも化かされたんでしょうか。
それとも友人たちがグルになって、イタズラでもしているんでしょうか。
一切創作はありません。

信じてもらえなくても当たり前でしょうが、リアルではこんな馬鹿げたことを相談しても、とうとう頭がおかしくなった、と思われるのが関の山だろうと思ったので、
このスレに吐き出させてもらいました。

メモの紙もピアスも、どこにでもあるような普通の物です。
ピアスはシンプルなもので、金色の台座に緑の宝石が付いています。
エメラルドっぽいですが、多分イミテーションだと思います。

サンプルケースは、透明のパッキン(?)が付いた、小さなビニール袋みたいなものです。
メモはボールペンと鉛筆で書かれていました。
字体は丁寧だったり殴り書きだったり、アルファベットが筆記体だったりそうじゃなかったり、混沌としています。

僕はどうしたらいいんでしょうか…。
怪しすぎますよね?
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コメント一覧

1  名前::2019/02/17(日) 17:57:37  ID:kLXXCxU1 スマートフォンからの投稿
「未来人のふりして預言してみた!」
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2  名前::2019/02/17(日) 19:05:18  ID:Fq9uEfTY PCからの投稿
2009年ってもう10年前じゃん。
そこで何が起きたか、何も起きなかったのか、
それが問題だろうに。
3 イイ!コメント
3  名前::2019/02/17(日) 22:46:55  ID:mi6XhWJr スマートフォンからの投稿
神社で女性にピアスを渡すと言えば、オカ板の「梯子」の話だよね
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4  名前::2019/02/18(月) 03:45:11  ID:gk/zaGI+ スマートフォンからの投稿
見てきてしまったよ
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5  名前::2019/02/18(月) 21:43:24  ID:HSIF1TUk PCからの投稿
話しの内容はともかく
岡田真澄を連想させるようなおじさまはぜひ拝んでみたいわ
1 イイ!コメント
6  名前::2019/02/20(水) 23:03:58  ID:T8p653EH スマートフォンからの投稿
ヨシフ・ヴィサリオノヴィッチ・ジュガシヴィリ
0 イイ!コメント
 

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