コピペ運動会

トメのお葬式が終わったので、記念に。

トメは、熱心な層化信者でした。
夫が子供の頃、凄い病気をして手足に少し障害が残りました。
そこに付け込まれたんでしょうね。
トメは、それを期に層化へ入信。
家族ともども、層化信者になりました。

が、夫は成人するとともに脱会。
トメは、気が狂ったように
「お前のために入信したんだよ！」
と泣き叫んだそうですが、夫はそう言うのが嫌だったそうです。
障害は残ったが、ちゃんと働けてるし、ちゃんと一人暮らしも出来ている。
何が不満なのかとトメに聞くと、
「いつか信じていれば、お前の手足も良くなるんだよ！」
って事らしいです。

やがて、私と夫は結婚。
結婚時に、夫はトメに固く
「層化の話をするな！」
と〆てたそうですが、結婚2年目になりますと、やはりトメは入信を薦めて来ました。
夫も私も、総スルー。
その内、トメに付き合って熱心な層化信者だったウトが亡くなりました。
癌だったようで、トメは私達にもロクに説明もしてなく、また、信じる心のみで
ウトの病気が、本気でよくなると思いこんでいたそうです。
夫は、泣きながら病状を言わなかったトメを責めました。
トメは、私に助けを求めてきましたが、
「信心だけで治れば、病院なんて要りません。」
と、つき離すと、トメはますます意固地になり、層化にのめりこみました。

そのままではいけないと思い、私はトメに何度か
「私は、姑さんの事を信じてそして夫を大事にしてくれた事は、本当に感謝してます。
でも、それだけじゃいけませんか？神様を通さなきゃダメなんですか？
私を、貴方個人を尊敬できるようにしてください、お願いします。」
と、お願いしましたが、トメには通じず、
「だったら貴方が信者になれば良い！」
の一点張りで、話にもなりませんでした。

そんなトメは、やはり癌になり、信心だけで治ると信じ、ロクに病院に行ってくれませんでした。
そして、先日、
「今回の選挙は、公明の●●さんへ！」
と息巻いてたのに、その結果も見る事もなく、息を引き取りました。

そのお葬式、私も夫も層化の手を一切断りました。
層化とか関係なしに、自分達で送りたいと思っていたからです。
ですが、向こうはそれを許してくれませんでした。

大変でした、全ての事に口を出され、手を出され。
それをシャットアウトするのも疲れました。
喪主は夫にやってもらいました。
私は、遺族の挨拶をする事になったんですが、原稿は全て層化の、
お世話のおばさんに用意をされてしまいました。

挨拶の時、私はトメの顔を見たら悔しくて悲しくてごっちゃになって、
原稿をビリビリと破って、トメの棺おけの中に突っ込みました。

葬式の「記念」はどうかと思うが…

「こんな私の言葉じゃない原稿、私は読めませんからもって行ってください。
貴方も、私のそんな性格ご存知でしょう？
私は何度も言った、お義母さん、貴方を信じさせてください。
神様を通じない、貴方個人を信じさせてくださいと。
それすらもさせてくれなかった、教団っていったいなんなんですか？
私は、自分自身を信じて生きて行きます、夫も同じです、子供も同じです。
今までありがとうございました、そして、さようなら。」

こんな感じの事を、泣きながらつっかえながらも、言いました。
まあ、実は告別式の前日に「こんな事言いたいな」とは脳内で考えていたのですがw

式場はざわめきました。
一人の人が、「バチあたりですよ！死者を冒涜するのですか！」って叫んでましたが、
夫が、「家族だけで送らせてくれない奴が、冒涜とか言うな！」と喧嘩してましたw

それ以来、層化の勧誘のおばちゃんは家に来ません。
特に、村八分にされたりする事はなく、それ所か町内会長さんに、
「アンタ凄いねー！私もああいう事言い返したいよ！あいつら！
忙しい時に、ピンポーンとかくるんだもの！腹たつね！
何かしてきたら私達にいいな！町内団結して追い出すよ！」
と言うお言葉を頂いております。

流石に、葬儀の最中に言う事じゃなかったと思うけど…。
でも、なんだかトメへの愛情もあったのかもしれない。
悲しさと、悔しさと、何で判ってくれないのかとグチャグチャしちゃいました。
でも、言えてスッキリしましたよ。

>>271
ああ、ごめんなさい…。
これで、層化と手が切れる！って浮かれた部分も確かにありました。

>>276
病院に行ってくれたら、どんなに良かったか。
まだ、助かる見込みも少なからずあったんですよ。
最初は風邪だと思ってたんですが、肺に影が写っていて、それが癌でした。
私達も、
「ウトと同じ目にあわせたくない。病院が必要なの判ってるはずでしょう？」
って言っても、きいてくれず。
それ所か、
「私達は戦ってるのよ！だからこの病気と戦わなきゃいけないの！」
と言って、病院からの入院の薦めも聞かず、信心一本で治そうとしてました。
最期は、家で寝ていたら足がむくんで動きが取れず、それで独断で夫が救急車を呼びました。
そのまま意識を失い、結局病院で亡くなりました。

>>280
そこはちょっと…。
マヒ系です。

>>281
あー、私がトメを信じさせてくださいって言う意味は、宗教的な意味ではないです。
層化に入ったいきさつを、知ってるからこそなんです。
夫は、そんなのでは治りません。
だったら、変なチカラに頼らずに、自分の力を信じて、夫をサポートしましょうって意味でした。

まあ、サポートもクソも、引きずるような足を持ち上げて、ひょいひょいと
屋根に上がって、雪下ろししちゃうような人なんですがねw

夫も言うように、完全に治る事はないと自分で知ってるし、
じゃあ、その障害ありきで生きていく事を考えようと言う感じです。

っと、宗教話荒れますか？ごめんなさい。
消えますね、皆様ありがとうございました。スッキリしました。