コピペ運動会

すき家で淋しい一人晩飯食ってたときのこと。
二十代半ばくらいのさえないメガネが会計に立った。
間が悪いことはあるもんで、俺もほぼ同時に伝票を持って立ったところで、
メガネに先をこされた。俺の後ろには更に学生グループみたいなのが並んでた。

レジを打ってたクルーはかわいらしい感じの女の子だった。
メガネは釣りをもらって、帰るのかと思いきや、そこから話し始めた。

「金曜の夜っていつもこんなに混んでるの？」（←言うほど混んでない）
「きみは頑張ってるね。偉いなって思って見てたんだ」
「でも仕事ってのはチームでやるもんだから、きみだけが頑張ることはないんだぞ」
「奥にいるあいつとかにも、たまに代わってもらって、きみも休んだっていいんよ」

ああ、ヤバい人なんだなぁ、見かけではわからんもんだなぁと思った。
クルーは困った顔で「仕事中ですので」と口を挟んだが、メガネの話は続いた。

奥にいた「あいつ」呼ばわりされた男性クルーが出て来て、女子に目配せ。
男性がメガネの前に立ち、女子は並んでいた俺を呼び寄せ会計を始めてくれた。

「仕事中ですのですんません」みたいな切り出し方を男性クルーはしていた様子。
メガネは女子とお話したいから面白くないみたいで、顔を真っ赤にしていきなり怒声を上げた。
裏声で。

真横でやられたもんで、少しばかり身の危険を感じてしまった。


>>741
怒声kwsk


怒声。
「あーもうっ！！！」みたいな感じかなぁ。
子供の頃母親に癇癪起こしたりすると、言葉にならない怒声上げたりするでしょ。あんな感じ。

で、その後は、ぶつぶつ何か言いながら魔貫光殺砲みたいなポーズとって店から出てった。

思えばメシ食ってる最中から女子呼び止めて何か話しかけてたんだよメガネ。
水のお代わりもらって
「いや今日時間無くって走ってきたんよ。だから喉かわいちって」（←食い終わってからそりゃないだろう）
何かどこかの店の場所聞いて女子が説明に窮していると
「あ、わかんなかったらいいよいいよ。俺自分で調べてみるわ。けっこうそういうの好きだし俺」（←じゃあ聞かないでよかったよね）

友達なのかなと思ってそのときは大して気にしてなかったんだけどね。
服装も顔立ちも特別変とかじゃなかったから、そんな人とは思いもよらず。