コピペ運動会

ありがとうございます、ちょっと、長いです

家族でスパに行った時
我が家は兄弟が５人居て、連休中の混雑の中両親はバチっ子の
弟の世話の為他の子は各自でお風呂に遊びに行ってた
ちなみに私は長女で、５つ下の双子のお世話を任された
ロッカーで双子を先に着替えさせて、自分も着替えと荷物整理をしてると
双子がトイレに行きたくなったようで、混んでるからはぐれないように
同時に入るんじゃなくて交代交代で入るようにと指示して行かせました
が、着替えと荷物整理が終わっても双子が戻ってこず、どうしたもんだ
と様子を見に行くとトイレの扉の前でとんでもない形相のオバサン二人に
絡まれる双子姉の姿
中からは双子妹らしき鳴き声も聞こえました
慌てて双子姉とオバサンの間に割ってはいると、オバサンの片方が
「ほら！見てよ母さんこんな母親だから子供もこんなになるのよ！」
と開口一発絡まれました
５歳しか歳の差ないのに母親って言われた事もショックだけど、
一体双子が何をしたのかと
というかどうみてもオバサン同士だけどアンタ娘だったのかと
色々混乱しましたがとりあえずは状況説明を求めました

かなり口汚く罵られながらの説明でしたが
要約すると

母さんと呼ばれたババアが財布をトイレに忘れた
気づいて戻ったら双子の姉がトイレの扉に張り付いてるのを発見
これは中で自分の財布の中身を出したり何だりしているはずだ！
この子は見張りだ！と判断
すぐに財布を返せ、中の子も出せ！と怒鳴るも
気の強かった双子姉はこんな鬼婆に気の弱い妹を苛められたら
堪らないと、妹を出すのを断固拒否
腕を広げて必死で扉を守っていたと
それが余計状況を悪化させたようで、完全に犯人と決め付けた二人の
オババは小学生相手に大人げなんか殴り捨てて詰め寄っていたようで

バチっ子って何？

とりあえずは妹をトイレから出し、財布は知らないとハッキリ
言いましたがオバサン達は止まらず
財布は中身を抜いてトイレに流したんだろ！服の中に隠したんだろ脱げ！
と、相変わらずの鬼顔で双子に詰め寄り
着ているのはスパのレンタルの子供用、ポケットもなければ
短パン半袖で隠す所などない
幼子とは言え、いくらスパとは言え野次馬が集まった状態で見られて
脱がせるなんてできないと断固拒否
結局あれやこれや言い争っている間にオババのツレがスタッフを
呼んできたらしく
スタッフの人まで私たちを犯人と決め付けた口ぶりで脱ぐよう
説得にかかってきました

正直私も当時中学生、双子はまだ小学校低学年でこんな仕打ち
あんまりだと悔しくて堪らなかったです
しかし幼い双子のためにひたすら拒否し続け、とりあえず母と父を呼ぼう
とロッカーに戻るとヨコからババ娘が物凄いタックルをかましてきて、
よろけた瞬間私たちのロッカーを漁り始めました

「この中に隠したんだろ！
乞食のようなガキ連れてこんなスパにくるなんて！」

そんなようなこと怒鳴りながらだったと思います
情けないですが驚きすぎて反論も抵抗もできず、スタッフまでその作業を
手伝うのを見つめるしかできませんでした
悔し泣きを堪えながら作業を見てて気づいたんですが、オババの
ロッカーは私の３つ隣のようで
娘ババが私のロッカーを漁っている先で、母ババがまだ自分の
ロッカーを探しているようでした
しかしやはり見つからないようで、こちらに戻ってきてまた娘ババと
一緒に私たちを罵り始めると
すすーっとババのロッカーの上に手を伸ばす子連れの女性の姿
何してんだと見つめていると、そそくさ退散してしまい
よくよく目を凝らせばさっきはなかったような財布らしき物体が
ババロッカーの上に
アイツが犯人かと慌てて追いかけようとしましたが、逃げるのか！
とババに阻まれ追いかけられず
犯人が居たんだと叫ぶと、ババもようやく振り向きましたがもう遅く
挙句目に付いたのはさっきまでなかったロッカーの上の財布
状況は最悪にしかなりませんでした


すみません、バチっ子は末っ子って意味です

「あった！ホラ見て！
ロッカー開いたら出てきたんだからやっぱりこの子たちが犯人よ！」

誇らしげなオババに見た事の顛末を説明するとまた始まるウソツキの嵐
結局財布が戻った事で安心したのか
今後こんな事するなよと鼻で笑われ、当然謝罪もなくスタッフも
やっぱりねーな視線を向けるだけ
周囲からの視線も正直辛かった
泣いてる双子を慰めながら父と母に報告すると、当然の
烈火のごとく激怒
対応したスタッフを呼び出してもらい、事情の説明を求めるも
ハナから私達が犯人だと思っているのか
警察に相談しますか？できますか？というような態度
キレると手に負えない父がむしろ呼ぶべきだ、名誉毀損にも当たる
責任者を出せと怒鳴り
出てきた責任者に謝罪と、濡れ衣を着せたオババ達を探しつれてくること、
防犯カメラ等何でもいいから証拠を確認し
真犯人であるであろう子連れを連れてきて、そいつらにも謝罪をさせろ
と求めるも結局はスタッフの謝罪だけで許してほしい、他のお客様の
こともある上この混雑ではオババも子連れも探せないと、最初から
投げやり対応
お風呂には入れなかったそうだから、お金はいりませんとの申し出
そんな事言われてはいそうですかなんて言えるわけもなく、
父が札の数枚叩きつけて退散しました

解決すらできず、ずっとモヤモヤとして残ってます
それ以来スパには行ってません
今なら守ってやれたであろう幼い双子にも申し訳なさが残ってます…
情けない自分に対する嫌悪に潰れそうになる思い出です…

大人は一切信用してくれませんでした
周りの方々も興味津々で見てはいても、誰も助けてくれるわけでもなく
ただ見てるだけ

防犯カメラも更衣室にはないですとの事だったです
一番ショックだったのは、オババ達にも言われたのですが
そんな見た目だから疑われるっていう言葉でしたね
当時連休だったのと若かったというのもあり、やりたかった金髪トライ
したばかりでまっ金金な上に弟がやっていたウルファーモヒカンに憧れて
女だてらに真似てしまっていた為
周囲の野次馬からもあれじゃやるわーなんていうような囁きも聞こえてました

父は田舎のスパは最低だって言ってましたが
私はそこが最低だったんだろうと思ってます…

現場は今も健在です
うつくしまな県の中心市から白虎隊のお城がある市へ続く
道路の途中にあります