コピペ運動会

学生時代に就職活動をしていた頃の話
就職活動はかなり順調で志望していた
いわゆる世間一般では一流と言われる大企業２社から内定がでた。
またこの他にも数社内定がでていた。
しかしこの大企業２社は甲乙つけがたく俺はずっと決められず、
企業からの意思確認にもずっと返事を濁していた。
そんなある日大企業の１社の人事から電話があり呼び出された。
ついに内定取消しかと思い、焦って会いに行くと、
そんなことはなく人事の人が真剣に相談に乗ってくれるということだった。
内定がどこからでててどう悩んでいるのかという話を一通りした後、人事の人から
｢君と働きたい。わが社は君のような若者の力を必要としている｣
みたいに強く説得され、俺もつい感動してしまってこの企業にすると決めた。
するとその人が
｢ありがとう。でもうちも期限ギリギリだから確約がほしい。
　だからこの確認書ににサインして、さらに内定がでてる会社に今ここで断りの電話をいれてほしい｣
と言われ俺は言われるままサインをして電話をした。
全て終わった事を確認し人事が立ち上がり忙しいのでとでていった。
その時に
｢○○君。あまり大人を舐めるなよ。ちなみにうちの内定は取消しだ。｣
と言われ意思確認書をビリビリに破り捨てられた