コピペ運動会

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アーティスト栗山千明が「私の新作、聴きたい？」って言うので、
「うん！聴きたい！」って即答したら
「一度しか聴かせてあげられないからしっかり聴いてね」って
唇の開く音も聞こえるほど近く耳元で囁いたかと思うと、
いきなり右耳をクチャクチャ咀嚼され、その音をじっくり味わわされたい。
流血のなか僕にしか聞こえない、6分強にもわたる栗山千明の新曲を聴き終えて、
右耳がもはや原形をとどめていないことを確認したら、
「B面もお願いします！」って左耳を差し出したい。


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栗山千明は終わらない。
終わったり、ましてや始まったりするものではない。
ずっとそこにある。


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この世に存在する全てのものは栗山千明のためのもの。
わざわざ買う必要がどこにあるのだろうか。
手元においておく必要もない。
どこにあろうと全ては栗山千明の支配下にある。