198 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:50:01.45 ID:dLlXuy+O0
去幎の倏䌑みにしたバむトの話

去幎の倏䌑み前、俺ず友人A、Bが倧孊の掲瀺板を芋おいるず、倉なバむトの募集チラシがあった。
内容は、「日絊円、避暑地の別荘の匕越し䜜業、
泊日の泊り蟌みで食費ず亀通費は別途支絊」ずいうものだった。

俺が「これけっこうおいしくね」ずいうず、Aが「チラシの感じだず宿泊先もこの別荘だよな
楜そうだし電話しおみね」ず返しおきた。
Bも「別荘地で過ごせお金ももらえるのか、おいしいじゃん」ずノリノリで、
人ずもたいしお深く考える事もなく連絡先に電話しおみる事になった。

電話をするずそこは別荘地の管理事務所のような堎所で、
なぜか俺達は面接も䜕も無しに即採甚された。
この時、少し怪しいず感じるべきだったかもしれない。

圓日、俺達は早朝に出発し、午前䞭のうちに埅ち合わせ堎所の最寄り駅に到着した。
到着するず既に迎えの車が埅っおおり、䞭には人の良さそうな代くらいのおじさんが乗っおいお、
道䞭おじさんが色々ず䜜業内容などを説明しおくれたのだが。

ざっず曞くず堎所は別荘地からは少し離れたずころにある軒の別荘、
老朜化ず立地の悪さから持ち䞻が手攟す事になり、どうせ買い手も付かないだろうずいう事で
取り壊すので䞭のものを党お運び出すずいうこずらしい。
ちなみに、荷物の受け取りに毎日倕方バンが来るが、䜜業そのものは俺たち人だけでやるずのこずだった。

それず、食事はそのバンが毎回持っおきおくれるので気にするこずは無いらしいし、別荘は件ずも
電気もガスも氎道も繋がっおいるし、携垯の電波は届かないが
備え付けの電話があるので䞍䟿は無いずの事だった。

たた、俺達の寝床はどこでも奜きな郚屋を䜿っお良いらしいが、埌々結局運び出す事を考えたら
入り口近くのほうが良いんじゃないかずも蚀っおいた。
今から良く考えるず、それは完党隔離状態になるのず同じ事で、
盞圓怪しいのだが圓時の俺達は党くそこたで頭が回らなかった。


199 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:50:37.08 ID:dLlXuy+O0
別荘に到着したずき、俺ずA、Bはちょっず匕いおしたった。
老朜化しおいるず聞いおいたが、予想よりもかなり叀いし荒れおいる。

軒ずも倧きな建物で普通の家ず倉わらない倧きさのログハりス颚なのだが、
朚の壁は黒ずんでいお日のあたっおいない堎所や䞋のほうは苔が生えおいる。
しかも庭は䜕幎も攟眮しおいたようで荒れおいお、怍朚は枯れるか枝が䌞び攟題、
雑草が生い茂りあちこちに蔊が絡たっおいる。

俺ずA、Bが「うわヌ 」ずいう顔になっお立ち尜くしおいるず、
おじさんが「た、たあ倖芋はあれだけど䞭は結構きれいだよ、ず手前偎の建物から䞭を案内始めた。
なるほど、たしかに倖芋ず違い䞭の方は結構小奇麗だった。

どうも先に少し片づけが進んでいたようで、
玄関を入るず暪に棚や段ボヌル箱が無造䜜に眮かれおいるが、
それ以倖は特に気にするような物もなく、「別荘っおいっおも普通の家ずたいしお倉わらないのな」
ず思いながら宀内の案内や䜜業の段取りの説明を聞いた。

次に隣のもう䞀぀の方の説明になったのだが、
玄関を入るずちょっずカビ臭い、あずなんか劙に陰気な気もする。
おじさんは気にせずあがり説明をし始めたのだが、最埌にただ行っおいない
階の廊䞋の奥のほうをみながらこう説明した。

「あの奥はやらなくお良いよ、以前雚挏りしおね、それ以来床がモロくなっおいお危ないんだ、
奥の郚屋には倧した荷物も無いし、そのたた取り壊すから」ずいうこずらしい。
なるほど、カビ臭いのはそのせいかずちょっず玍埗した。

䞀通り説明が終るず、おじさんは俺達に名刺を枡し「じゃ、よろしくね」ずいうず垰っお行った。

初日は午埌からの䜜業ずいうこずもあり、ある皋床片付いおいる最初に説明しおくれた
奥偎の建物の二階の荷物を階に降ろす䜜業をし、倕方にやっおきた
さっきずは別のおじさんのバンに荷物を乗せ、日目の䜜業を終らせた。

俺達はかび臭いほうの建物に泊たる気はなかったので、さっき䜜業をした方の建物のリビングに
寝泊りするこずにし、倕食を食い颚呂に入るず、疲れおいたこずもあり早めに寝おしたった。


200 倏䌑みのバむト32011/05/05(朚) 20:51:13.28 ID:dLlXuy+O0
翌朝、朝飯を食っおいるずBが倉なこずを蚀い出した。
「昚日さ、倜倉な音聞かなかったか」
Aが「倉なっお」ず聞くず、
Bは「いや、倜ちょっず目が芚めおトむレいったんだけどさ、その時に倖から䜕かを匕き摺るような倉な音聞こえおきたんだよ 、なんか気味悪くおさ」ずいう。

俺はBが俺達を怖がらせようずしおるんだなず思い「たたたたヌ」ず笑いながら蚀うず、
Bは真顔で「ネタじゃねヌっお、マゞ聞いたんだっお」ず蚀い返しおきた。

俺は予想倖の返事にちょっず面食らっおいるず
Aが「じゃあちょっず䜜業の前に呚りを確認しおみるか」ず提案しおきた。

飯を食い終わった俺達は、Aの提案どおり別荘の呚蟺をちょっず散策しおみる事にした。
が、呚蟺を散策しおみたが、草が生い茂っおいお先に進めない堎所などもあったにはあったが
特になにもなく、Bが動物の歩く音でも聞いたんじゃ無いかずいう話で萜ち着いた。

その日はそのたた奥偎の建物の片づけをし、もう日くらいかかるんじゃないかず思ったが意倖ず早く
その日のうちに党お運び出せ、䜜業を完了するこずができた。

その日の倜、俺が寝おいるず隣で寝おいるBが俺を起しおきた。
BはAも起したらしく、「こんな倜䞭に䜕なんだよ」ず迷惑そうに聞くず、
Bは「耳柄たしお倖の音聞いおみろ」ず小声で蚀っお来た。

俺ずAは䜕なんだよ ず思いながら聞き耳を立おおみるず、
ズズ ズズ ず䜕かを匕き摺るような音が聞こえる。
俺ずAは顔を芋合わせ、Bに「 䜕あれ」ず聞くず、
「俺が解るわけねヌじゃん、だから蚀ったろ」ず返しおきた。

動物の音にしおはなんか芏則的過ぎるし、そもそもあんな音を立おるような動物は党く想像が぀かない。
俺はちょっず怖くなっおきおいたがAずBに「窓から倖を確認しおみないか」ず提案した。
AずBも怖かったみたいだが、音の正䜓は皆気になるので窓のほうぞず人で移動し、
カヌテンを少しずらしお倖を芋おみた。

するず、もう䞀぀の建物の玄関のずころに䜕かがいる。


201 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:51:57.32 ID:dLlXuy+O0
薄暗い月明かりしか明かりが無いので䜕なのかは良く解らないが、倧きさ1mちょっず、
子䟛くらいのサむズの䜕かがゆらゆらず揺れながら黒っぜいものを匕き摺っおいるのが芋えた。
俺達が声も出せずじっずそれを凝芖しおいるず、
それはズリズリず䜕かを匕き摺りながら建物の圱ぞず消えおいった。

完党に芋えなくなっおから曎に23分過ぎた頃、Aが「なんだあれ 」ず声を挙げた。
俺が「人 か」ず聞いたのだが、Bが「あんな小さい人っお子䟛か子䟛がこんな山奥に、
しかも深倜にいるかありえねヌよ」ず答えた。

それもその通りだった、では、あれは䜕なのか。
Aが「 䞀応、確認しにいくか」ず提案した、その時完党にびびっおいた
俺は「いや、どうせ明日あっちの建物の片付けするんだし、その時䞀緒に確認すればよくね」ず
やたら早口に即答した。
AもBも内心ビビっおたらしく、党員そうしようずいう事でその堎は無理矢理寝る事にした。

翌朝、疲れずは明らかに違う理由で俺達の足は重かった。
重かったが、流石に今は昚倜のあれに぀いお確認しないわけにはいかない。
俺ずA、Bは近くに萜ちおいた棒を持ち、恐る恐る昚倜あれがいた蟺りの藪を突付き始めた。

暫らくそうしながら別荘の裏偎の藪を調べおいるず、棒の先に䜕か柔らかい物が圓ったのがわかり、
俺はAずBを「おヌい、こっちになにかあるっぜいんだが」ず呌んだ。

藪を掻き分けお芋るず、それはヘドロ状ずいうかなんずいうか、
どろどろしたなんだか良く解らない黒い色の物䜓で、
良く調べおみるずそこにあるだけでは無く点々ずあちこちに萜ちおいお、
埌をたどっおいくず別荘の裏の壁にもベチャッずいう感じで匵り付いおいた。

曎にその物䜓の埌を蟿っおみるず、どうも別荘の瞁の䞋のほうにも跡が続いおいるように芋えた。
が、それ以䞊は䜕も無い。

瞁の䞋のほうも芋おみたのだが、入り口の蟺りに䟋のどろどろした物䜓があるだけで
奥のほうには無さそうで、俺もAもBもなんか劙に期埅はずれずいうかになっおしたっお、
そのたた埮劙な空気のたた匕越し䜜業の続きをする事にした。


202 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:52:52.98 ID:dLlXuy+O0
昌過ぎ、2階郚分がある皋床片付き出し、そろそろ䌑憩しずくかずBず話しおいるず、
1階にいたAが「ちょっずこっち来おくれ」ず俺達を呌んだ。

1階に䞋りおいっおみるず、Aは䟋の雚挏りがしお床が腐っおいるずいう
廊䞋の手前蟺りにいお、俺達を手招きしおいる。

Bが「どうした䜕かあった」ずいうず、
Aは「この奥で䜕かガサガサ音がするんだが 䜕かいるんじゃねヌか 昚日のあれずか 」
ず真顔で蚀っおいる。

俺は䞀瞬ゟクッっずしたが、ビビっおるこずを悟られないように「じゃあ確認しおみるか」ず、
行きたくは無いが廊䞋の奥の方ぞず歩いお行こうずした。
するず、奥の方からガサッゎトッガサガサず䜕かが蠢く音が聞こえおきた。

党員ビクッずしおいるず、Bが「 動物でも入り蟌んでんじゃねヌの」ず
明らかに自信無さそうに蚀っおいるが、昚日の今日なので流石に怖い。
しかし確認しお安心したいずいう気持ちもある。

そこで、3人で勇気を振り絞り、薄暗い廊䞋を奥ぞず行っおみる事にした。
ミシ ギシ 、床は湿気で盞圓モロくなっおいるらしく、歩くたびにいやな音がしおくる、
それに奥のほうのガサガサいう音も消える気配が無い、それでも勇気を振り絞っお進んでいくず、
廊䞋の奥の暗がりに音の正䜓があった 

それは 腹の蟺りからドクドクず血を流しおいる猫だった。
ただ埮かに生きおいるらしく、もがいお動き回るのでガサガサず呚囲に脚が圓っお音がしおいたらしい。
俺達はそれを芋た途端、「うあああああああああああああああ」ず叫び声をあげおその堎から逃げ出した。

別荘の倖たで逃げ出し、暫らく攟心状態でいたが、
Aが「あの猫、きっずもう死んでるよな 䜕であんなずころに 」ず喋り出した。
俺も「そもそも䜕であんなずころに倧怪我した猫がおかしいだろ」ずいうず、
Bが「ずりあえずもう䞀回確認に行ったほうがよくないか 」ず蚀っおきた。

確かにあのたたにしおはおけないので、俺達はもう䞀床廊䞋の奥ぞ行っおみる事にした、
が、行っおみるずさっき猫がいた堎所には䜕もいない、血らしい沁みはあるのだがそれだけで、
あれだけドクドク流れおいた血すらない。


203 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:53:37.34 ID:dLlXuy+O0
3人ずも「どういうこず」ずいう顔でお互いを顔も芋合わせ、呚囲を探しおみたのだがやはりいない。
廊䞋の奥には扉が1぀あったのだが、鍵がかかっおいるらしくビクずもせず、
そこにいるずも思えないので俺達はひずたず戻る事にした。

俺もAもBも蚳が解らなかったし䞍気味だったが、䜜業は終っおいないし
もう日が高くなっおきおいたので、怖さを玛らわすように荷物を運び出す䜜業を始めた。

昌飯䞭、Bがボ゜っず「面接もなしに即決だったのずか、やたら埅遇が良いのずか、
䜜業するのが俺達だけで監督するや぀も誰もいないのずか、芁するにこれが原因じゃねヌの 」ず。
確かにそうだ、俺達は今曎ながらこのバむトがやたら䞍自然で倉な事に気が付いた。

Aが「今日だけ䜜業しおさ、それで今日たでの絊料もらっお垰らねえか」ず蚀い出した。

しかし俺はこういった
「䞀応3泊4日の契玄だろ最埌たでやらなかったら絊料払わないずか蚀われたらどうするよ、
それに、『良く解らない䜕か倉なものがいるからもうやめたす』なんお通甚するず思うか実害も無いのに」ず。

AもBも「そうだよな 」ず蚀い、ずにかく早く終らせおしたおう、
そしおバンが来たら䞀応事情を聞こうずいう話になった。

倕方、ずにかく早くこの堎を去りたい俺達は必死で䜜業を頑匵り、
2軒目の荷物もその日のうちにほが党お倖に出した。
バンが来るず、乗っおいたおじさんに俺達はそれずなくここで倉な事がないか聞いおみたのだが、
どうもおじさんも頌たれお来おいるだけでここのこずは良く知らないらしい。

俺達は結局䜕の情報も埗られないたた最埌の倜を迎える事になった 
今から考えるず、名刺を枡されおいたのだからさっさずそこに電話すべきだったのだが。


204 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:54:30.37 ID:dLlXuy+O0
その倜、事件が起きた。
俺ずAがリビングでモンハンをしおいるず、颚呂に入っおいたBが飛び出しおきお
「おい、やべヌよたたあの音するぞ」ず蚀っおきた。時間は倜の10時頃。

Bが蚀うには、颚呂から䞊がっお服をきおいるずきに、
脱衣所の窓からズル ズル ず昚日ず同じ音が聞こえおきたらしく、
倧慌おでこっちぞ逃げおきたらしい。

俺達は今床こそ音の正䜓を突き止めなければず、玄関にあった懐䞭電灯を片手に
倖ぞ出おみるこずにしお、準備をするず倖に出た。
怖さも勿論あったが、実害は今のずころ無いし、恐怖心よりも奜奇心のほうが勝ったからだった。
これがいけなかった。

倖に出るず、昚日ず同じでやはり䜕か1mちょっずくらいのものが動いおいる。
懐䞭電灯を向けようずするず、それはそのたた隣の別荘ぞずスッず入っおいっおしたい芋えなくなった。
いなくなったほうぞ行くず、別荘の鍵はかけたはずなのになぜか玄関のドアが開いおいる。

ずにかくここにこうしおいるわけにも行かないし、
䜕より鍵を閉めたはずなのに空いおいるのは事実なのだから、
䞭を確認しないわけにも行かない俺達は、3人で目配せするず䞭に入る事にした。

䞭に入るず、元からかび臭い建物ではあったのだが、
それ以倖に䜕か生臭いような倉な臭いが立ち蟌めおいる。

異様な雰囲気の䞭、俺は廊䞋の電気を぀けようずスむッチを探しおいおある事に気が付いた、
玄関の暪、靎箱の䞊の壁に、花瓶が死角になっお今たで芋えおいなかったのだが、
明らかにそれず解るお札が貌っおあり、電気を぀けお良く調べおみるず、
そこだけでは無く廊䞋の倩井にもお札が貌っおあるのが解った。

俺ずAずBは「やっぱそういうこずかよ 」ず顔を芋合わせた。

するずその時、廊䞋の曲がったほうの奥、䟋の瀕死の猫がいたずころあたりから
ギィ ず扉が開く音がした。
あの先には䟋の鍵がかかっおいお開かなかった扉しかない。

そしお、廊䞋の曲がり角からベチャ ズズ ベチャ ズズ ず
䜕かを匕き摺るような気持ちの悪い音がしおきた。

俺達は完党にビビっおしたい、䜕も喋れず動けずその堎で立ち尜くしおいるず、
廊䞋の角からこちらを䜕かが芗き蟌んだ。
俺達は息を飲んだ。


205 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:55:02.82 ID:dLlXuy+O0
それは人間の子䟛サむズの日本人圢だった、日本人圢の銖だけが無衚情に
廊䞋の角からこちらを芗き蟌んできおいる。
俺は「 え ちょ 」ず声にならない声を出しながら埌ずさりし始めた。

AもBも同じで、あたりにも䞍気味な光景に埌ずさりしおいる。
人圢は䞀床銖を匕っ蟌めるず今床は䜓党䜓が廊䞋に出おきたのだが、
その姿は身の毛もよだ぀ずいう蚀葉がたさにぎったり来る異様さだった。

䞊半身は和服を着た倧きめの日本人圢なのだが、
䞋半身は䜕か真っ黒のベタベタしたヘドロのような物䜓に埋たっおおり、
匕き摺っおいるように芋えたのはそのベタベタした黒い物䜓の埌ろのほうだった。

その黒いヘドロのような物䜓は、たさに俺達が昌間みた物䜓そのものだった。
人圢はなおもこちらに近付いおくる、そしお近付くに぀れお錻を぀くような生臭さが挂っおくる。

俺達はなおもずるずるず埌ずさりし、玄関から倖に出たのだが、その時俺はある事に気が付いた。
動揺しおいおそこたで気が回らなかっただけだずおもうのだが、
この人圢、䜕か歌いながら近付いおくる、耳を柄たすず、民謡の手毬歌のような、
でも良く聞いおみるずお経にも聞こえるような、䞍思議で䞍気味なフレヌズの歌を歌いながら近付いおくる。
結構近くで聞いおいるはずなのだが、䜕故か歌詞はわからないのだが 

俺たちが埌ずさりしお道のあたりたで出た時、
Bが「おい、やべヌよ」ず俺ずAに森のほうを芋るよう促した。

俺ずAが森のほうを芋るず、あちこちの藪がガサガサず揺れおいる、
䜕か沢山の物がこっちに近付いおくるようで、その数はどんどん増えおきおいる。
曎に、そのガサガサ蚀う音に混じっお、人圢が歌っおいるのず同じフレヌズの歌があちこちから聞こえ始めた。


206 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:55:37.15 ID:dLlXuy+O0
俺はAずBに「やべぇよ逃げるぞ」ず倧声で蚀い、そのたた党力で道を走り出した。
俺達はそのたた党力で息が切れるたで倚分1kmくらいは走り続けたず思う、
流石に疲れおAが「ちょっず埅おっお」ず俺達を呌びずめその堎にヘタリこんだ。

Aは息を切らしながら「勢いで逃げおきたけど、どうすんだよ、俺達の荷物も眮いたたただぞ」ず。
それに続いおBも「わけも解らず逃げおきたけど、これからどうするんだ 」ず。
俺は2人に、「でも、これからたたあそこに戻るのか」ず聞くず、2人ずも無蚀で銖を振った。
その時、森の䞭からたたあの歌声が聞こえおきた。

Bが真っ青な顔で「あい぀ら远っおきやがった」ず倧声で叫んだ。
俺たちは疲れおいたが、それでもそこにいるわけには行かずたた真っ暗な山道を党力で走り出した。
それから曎にどれだけ走ったか解らないが、ドラむブむンらしきずころにたどり着いた。
勿論、こんな時間にやっおいるわけがないのだが、それでも安心した気分になったのはたしかだった。

そしお、俺がふず携垯を芋るずなんずアンテナが立っおいる。
俺は急いでもらった名刺の電話番号に電話したのだが、流石にこの時間では電話が繋がらない。
するず、Aが自分の携垯でどこかに電話し始めた。
Aは電話越しに䜕かやり取りしおいたが暫らくするず「ずりあえず来おくれるっお」ず力なく答えた。

どこに電話したのか聞いおみるず、どうやら譊察に電話したらしい。
それから30分ほど、俺達はたたあの人圢が远っおくるんじゃないか、
歌声が聞こえおくるんじゃないかずビクビクしながら埅っおいるず、回転灯を回したパトカヌがやっお来た。

パトカヌを芋た時、俺はこれからどう事情を説明した物かずか考えるよりも先に心底ホッずしお、
その堎にぞたり蟌んでしたった。
䜕か完党に緊匵の糞がほぐれたずいう感じだった。


207 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 20:56:09.22 ID:dLlXuy+O0
パトカヌに乗せられ、俺達はずあえず近堎のビゞネスホテルたで送っおもらえる事になった。
道䞭事情は䞀通り話したは話したのだが、圓然のように党く信じおもらえず、
最終的に単なる芋間違いずいう事にされおしたった。
たあ仕方が無いず蚀えば仕方が無いが 

ホテルの前で降ろしおもらい、譊官にお瀌を蚀っお芋送ったあず、俺達は重倧な事に気が付いた。
財垃、別荘に眮きっ攟しだった 
結局俺達は日が高くなるたで近堎の公園で野宿する事になった。

翌朝、名刺の番号に電話しおキレ気味に事情を話すず、最初に駅に迎えに来たおじさんが
血盞を倉えお倧急ぎで公園たで迎えに来た。

おじさんは車の運転䞭、「ほんずごめん、ちゃんず事情くらいははなしおおくべきだったね 、ずりあえず事務所で党郚話すから」ず、

平謝りに謝り続けたので、俺達は䜕か気たずくなっおしたい怒るに怒れなくなっおしたった。
事務所に぀くず、どうも先に誰かが俺達の荷物を取りに行っおいたらしく、
あず分ほどで荷物を持っお戻っおくるらしいずのこずだった。

そしおおじさんが事情を話し始めた。
予想通りずいうかなんずいうか、あの別荘軒は「䟋の日本人圢」が
出おくるようになったので持ち䞻が手攟しおしたった物件らしい。

そしお、取り壊す事になっお荷物を運び出し始めたずころ、次々ず怪珟象が起こり、
しかも、噂が広たっおしたったため、近堎の人は誰もあそこで䜜業をしおくれなくなっおしたったのだずいう。
それが幎前の事。

それで困っおしたい、近所のお寺に盞談し結構お金をかけお埡払いをし、もう倧䞈倫だろうずいうこずで、
地元から離れたうちの倧孊に求人を出したずいうのが事の顛末だった。
そしお、俺達が「たんたず匕っかかった」ずいうわけだ。


209 倏䌑みのバむト2011/05/05(朚) 21:01:36.41 ID:dLlXuy+O0
おじさんお話によるず、元は昌倜問わず怪珟象や人圢が目撃されたらしいが、
お払い以埌昌間行っおも䜕も起きなかったのでもう倧䞈倫だず勝手に思い蟌んでいたらしい。

その結果が今回の事件なわけだが 
おじさんは「ほんずごめんね、絊料は日分党郚払うし、亀通費も今払うか」ずやたら腰が䜎いので、
俺達はもう䜕か完党に肩透かしにあっおしたい、起こる気も起きず
日分のバむト代ず垰りの分の亀通費を貰うず垰る事にした。

最埌に、俺はおじさんに䞀぀質問をした。
「おじさん、結局あの人圢は䜕なの」ず、するずおじさんはこう答えた「さあ」

以䞊です
オチも䜕も無いですが長々ずお付き合いありがずう埡座いたした。
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最近のコピペ評䟡状況

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コメント䞀芧22件

1  åå‰::2011/05/15(日) 20:59:29  ID:j8SWxonb PCからの投皿
俺なら勝おる
0
2  åå‰::2011/05/15(日) 20:59:35  ID:y1wpOnzD 携垯からの投皿
蚱さんぞ
糞バむト先ども
0
3  åå‰::2011/05/15(日) 21:03:32  ID:esLYKoE9 携垯からの投皿
読み始めたずきコメントなかったのに

読み終わる頃には二件も 
2
4  åå‰::2011/05/15(日) 21:08:30  ID:/eDVfwnu 携垯からの投皿
さあじゃねヌよおい
36
5  åå‰::2011/05/15(日) 21:10:02  ID:YuA+KNuV 携垯からの投皿
携垯の人、最初のペヌゞず最埌のペヌゞだけ読むずただのおいしいバむトの話になるよ
21
6  åå‰::2011/05/15(日) 21:11:53  ID:pK4GW3Yj PCからの投皿
やっぱりうたい話には裏があるんだね
1
7  åå‰::2011/05/15(日) 21:26:53  ID:Hn/mcoDJ PCからの投皿
読む気にならんほど長い
17
8  åå‰::2011/05/15(日) 21:34:59  ID:5MmMlsJC PCからの投皿
この長さじゃコピペにはならないだろ
1
9  åå‰::2011/05/15(日) 21:42:39  ID:mbLAuSdb 携垯からの投皿
最初のペヌゞでいろいろ事情があっおもう読めなくなったので誰か䞉行でおねがい


0
10  åå‰::2011/05/15(日) 21:57:34  ID:j8SWxonb PCからの投皿
※
バむト
山で日本人圢に襲われる
報酬がっぜり
3
コメントの続き11〜22件目
11  åå‰::2011/05/15(日) 21:59:03  ID:c5bazp6+ 携垯からの投皿
リゟヌトバむトかず思ったや぀→
2
12  åå‰::2011/05/15(日) 22:12:50  ID:w5Lolp7y 携垯からの投皿
今時ではそんなに割のいいバむトでもない気がする
3
13  åå‰::2011/05/15(日) 22:36:36  ID:jvt8+jqx PCからの投皿
人圢の謂れずか、わかんないほうが怖ぇな。
0
14  åå‰::2011/05/15(日) 23:00:28  ID:yerER9JK 携垯からの投皿
ぬ〜べの成長する日本人圢思い出した。あの癟物語の回はガチでトラりマ。
1
15  åå‰::2011/05/16(月) 00:46:17  ID:l4oy4VYc PCからの投皿
オチが匱いな。これじゃあんたり怖くない。
せめおBが行方䞍明になる話にすべきだった。
2
16  åå‰::2011/05/16(月) 06:58:06  ID:8QFuMRt0 スマヌトフォンからの投皿
深倜時頃読んだら心底怖かった(ŽД
0
17  åå‰::2011/05/16(月) 06:58:07  ID:8QFuMRt0 スマヌトフォンからの投皿
深倜時頃読んだら心底怖かった(ŽД
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18  åå‰::2011/05/16(月) 09:27:53  ID:yu4kP2ei PCからの投皿
倧事なこずなので2回蚀いたした。朝7時前に。
1
19  åå‰::2011/05/16(月) 09:41:25  ID:Kt2t6p9H 携垯からの投皿
米
オチになるかは分からんけど、これ曞いた人は行方䞍明になったらしい。
行方䞍明になる寞前に友人に「うちのげんかんヘドロベッタリ」(原文ママ)っおメヌルを送っおいたらしい。


嘘だけど。
1
20  åå‰::2011/05/16(月) 12:23:06  ID:wAIbP3v4 携垯からの投皿
かっお
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21  åå‰::2011/05/29(日) 18:54:38  ID:ZTyT9epO 携垯からの投皿
オチ無しなのが良い、すげぇ恐い
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22  åå‰::2012/07/17(火) 20:59:34  ID:/SdFFlDd 携垯からの投皿
こんなバむトならやりたい。
0

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